《 道政上の諸課題について 》
(二十四) 水産問題について
平成20年12月1日
質問者 : 自民党・道民会議 千葉英守
1 藻場・干潟の保全について
次に、藻場・干潟の保全についてであります。水産庁では、水産資源の保護や水質浄化に役立つ藻場・干潟の保全活動が、漁業者の減少、高齢化により弱体化していることから、公費により支援することとし、国と都道府県、市町村とが拠出して基金を造成する方針を打ち出しております。農業分野で行われている「農地・水・環境保全対策」の水産版ともいえる仕組みでありますが、道内はどのくらいの市町村から事業実施に向けた要望があるのか。また、これらの要望を受けて、道としてはどのように対応しょうとしているのか伺います。
所 管 水産林務部水産局水産振興課
答弁者 知 事
藻場・干潟の保全についてでありますが
○ 道としては、国が来年度に創設することとしている「環境・生態系保全活動支援制度」の説明会を全道各地で開催するなど、多くの地域でこの制度を活用した取り組みが行われるよう努めてきたところであり、現在、海に面した81市町村のうち、約4割にあたる30市町村から豊かな海を育む植樹活動や、海藻類を繁茂させるための海底の清掃活動など森から海にいたる様々な取り組みの要望が出されているところ。
○ 私としては、このような要望が支援制度の対象となるよう強く国に働きかけるとともに、市町村と連携することにより、漁業者グループが地域住民等の参画を得ながら意欲を持って保全活動を実践することができるよう努め、将来にわたって、本道の藻場・干潟が保全されるよう取り組んでいく考え。
2 水産加工業対策について
先ごろ道が、水産加工業者を対象に初めてアンケート調査を行ったところ、およそ4割が人手不足,また,中国などから外国人技能実習生などを受け入れている企業が、およそ3割に上ることが明らかになったとのことであります。このような状況をどのように受け止めているのか、また、どのような対策を講じようとするのか、併せて伺います。
所 管 経済部労働局雇用労政課
答弁者 経済部長
水産加工業対策についてでありますが
○ 道では、地域の経済や雇用を支えている水産加工業の雇用実態について、本年6月にアンケート調査を実施したところ。
○ この調査により、過疎化や高齢化、賃金をはじめとする労働条件や作業環境に課題があることなどにより、全体の36パーセントの企業で時季的なものも含め、「従業員が不足している」と回答しているなど、水産加工業の厳しい雇用実態を再認識しているほか、外国人技能実習生などについて32パーセントの企業が受け入れを行っていると承知しているところ。
○ 道といたしましては、水産加工業をはじめとする食料品製造業は、地域経済を牽引し、地域における雇用の場を提供する重要な産業であることから、国や市町村、関係団体などと連携を図りながら、産業振興に務めるとともに,地域にある雇用機会を着実に求職者の雇用に結び付られるよう、人材確保や就業環境整備の推進に取り組んでまいる考え。
