| 区 分 | : | 総務委員会 |
| 答弁者 | : | 知事政策部参事 |
| 質問者 | : | 自民党・道民会議 千葉英守 委員 |
| 所 管 | : | 知事政策部参事(政策企画) |
(一) 計画の申請主体について
「地域再生推進のためのプログラム」によりますと、計画の申請主体として5つのパターンが示されております。
1つ目は、市町村単独で行うもの、2つ目は、複数の市町村が共同で行うもの、3つ目は、都道府県が単独で行うもの、
4つ目は、複数の都道府県が共同で行うもの、5つ目は、都道府県と市町村が共同で行うものであります。
現在、第1次の認定受付が行われておりますが、北海道における申請状況はどうなっているのか、
現時点での申請主体別の件数を伺います。
(地域再生計画の申請状況についてでありますが)
○ 昨年10月に国の「地域再生」の取組みがスタートして以来、道としては、内閣府と連携を図りながら、道内各地で市町村、
民間事業者の方々を対象とした説明会を開催し、情報提供と制度の周知に努めてきたところ。
○ 1月に行われた第一次提案募集に際しては、道内から23団体、30構想が提案されているが、提案主体別の内訳は、
地方公共団体が16団体、民間事業者が7団体となっており、地方公共団体については、いずれも市町村単独の構想となっているところ。
○ 現在、第一次の認定申請の受付は、5月6日から14日までを期限として行われているが、現時点で私どもが把握しているところでは、
10数市町村が申請に向けた準備を進めており、いずれも単独の市町村の計画となっているところ。
(二) 道としての申請について
いずれも市町村単独とのこと。全国的には、各都道府県が単独で提案したケースが多いと聞きますが、
道単独で申請する考えはないか伺います。
(道としての申請についてでありますが)
○ 「地域再生」の取組みは、地域を限定した権限移譲や各種施策の利便性の向上などによって、地域経済の活性化と雇用の創造を図ろうとするものであり、
道としても、この制度を積極的に活用していくことが、経済再建や魅力ある地域づくりを進めるためにも、重要であると認識しているところ。
○ 国において、この取組がスタートして以来、道としては、市町村に対するきめ細かい情報提供や相談対応に努めてきたところであり、
今回の一次申請においては道として申請するには至っていないが、今後、市町村の範囲を超えて、共通の政策目標・手段が想定されるなど、
道の参画がふさわしい場合も十分想定されることから、市町村と緊密な連携を図りながら、この制度の活用に向けて積極的に取り組んで参りたい。
(三) 支庁の役割について
北海道は広いだけに単独で申請する事業を見つけるのは難しいのかも知れませんが、一方、市町村が単独で取り組むことにも限界がある。
それだけに支庁単位或いは、広域生活圏単位など複数の市町村、場合によっては、それに支庁も加え、広域的に取り組むことが効果的と思われるのであります。
そのためには、支庁が音頭をとって、市町村のまとめ役を果たす必要があると思いますが、地域再生について支庁には、どのような役割を与えているのか伺います。
(支庁の役割についてでありますが)
○ 知恵と工夫により地域のさまざまな資源を生かし、地域経済の活性化や雇用の創造を推進する上で、支庁の役割は極めて大切であると認識しているところ。
○ このため、道といたしましては、昨年12月の国の「地域再生推進のための基本指針」決定の動きに対応して支庁関係課長会議や説明会を開催するとともに、
支庁機能も活用しながら、市町村などに対し、制度の趣旨や提案方法等の周知を図ってきたところ。
○ その後、2月に国の講ずべき支援措置などを定めた「地域再生推進のためのプログラム」が決定されるとともに、
4月には、このプログラムに基づき、「地域再生伝道師」が都道府県単位で配置することとされ、道においても4名の伝道師を指名し、
支庁機能の活用と併せて全国的なネットワークを活かした市町村などに対するサポート体制の充実を図ったところ。
○ また、本庁・支庁の機構改正により新体制となったことも踏まえ、去る4月26日に、支庁地域政策部長や各部企画担当課長からなる
「政策調整会議」を開催するなど地域再生を進めるための自主的・主体的な取組みのより一層の活発化に向けて、地域の総合的な行政推進を
担う支庁の役割を十分発揮されるよう再度働きかけたところ。
(四) 支庁の担当窓口について
地域再生に係る支庁の窓口は、どこが担当することになっているのか伺います。
(支庁の地域再生の担当窓口についてでありますが)
○ この3がつまでは、経済部の産業政策推進室において、「構造改革特区」と「地域再生」を所管としていたこと、
また、「構造改革特区」と「地域再生」は地域の活性化という点で共通するものであり、連携して推進していく必要があったことから、
14支庁とも経済部が担当窓口となっていたところ。
○ その後、機構改正のあったこの4月に、一部支庁において、具体的に言うと、上川、胆振の2支庁であるが、地域政策部の地域政策課に業務が移管されているところ。
(五) 支庁窓口の統一化について
支庁窓口は「特区構想推進会議」を担当する経済部がほとんどであるが、これまで、地域再生は
産業政策推進室の担当であったことから、支庁においては、縦割主義により、経済部に置かれたと思います。
しかし、4月からは、知事政策部の担当になったわけですから、支庁における担当部についても、仕切り直しが必要と思います。
今後支庁にとって、この地域再生が重要な政策課題になることは明らかであります。したがって、地域政策部の担当として、
「地域活性化戦略会議」を活用すべきと考えるが、見解を伺います。
(今後の支庁の担当窓口についてでありますが)
○ ただ今、お答えしたとおり、一部支庁においては、担当課を移管する動きも見えるところ。
○ 「地域再生」の取組は、地域活性化にとっても極めて大切なテーマであると考えており、ご指摘のとおり、地域の実情に応じて
「地域活性化戦略会議」の効果的な活用も重要であると考えているところ。
○ このため、4月26日に開催した「政策調整会議」において、各支庁の「特区構想推進会議」はもとより、
「地域活性化戦略会議」においても幅広い論議を行い、「地域再生」の取組が活発化するよう、市町村等への
情報提供、意見交換、連絡調整に協力を求めたところであり、併せて、支庁における「地域再生」の取組み体制についても、
地域の実情なども踏まえ、十分検討するよう依頼したところ。
(六) 支庁の活用について
支庁の役割は、情報伝達と言うことでありますが、極めて消極的な役割であります。
この4月から、支庁に土木現業所や保健所が統合され、支庁の政策形成能力、構想力が一段と発揮しやすくなったわけでありますから、
もっと支庁を重視し、活用すべきであります。
道として、地域再生を真剣に考えるならば、先の第1回定例会一般質問において、我が会派の久田議員も指摘しておりますように、
「1支庁1再生計画づくり」などの目標を示し、支庁間の知恵比べを競わすような形で進めていくことが重要であり、
各支庁ごとに「地域再生本部」を立ち上げるべきと考えます。
支庁に対し、地域再生に向けて積極的に取り組むよう指示すべきと考えますが、見解を伺います。
また、時間も余り無いように思われます。7月末までとか、期限を決めて取り組むべきと考えるが併せて見解を伺う。
(今後の取組みについてでありますが)
○ 今回の「地域再生」は、
@補助対象施設の有効活用や
A地域主導による公物管理の実現、
B行政サービスの民間開放の促進などに関し、
さまざまな具体的な支援措置が講じられることとなっており、国においては、今月第1次認定申請を受け付け、
6月を目途に構想の第2次募集を行う予定と承知しているところ。
○ 道としては、これまで各支庁において、地域の個性ある発展に向けた課題や地域のニーズに即した課題について
民間の方々、支庁村長の方々と幅広く論議を行う場として「地域活性化戦略会議」を設置し、地域の重点戦略の推進を図ってきたところ。
○ また、本年度の機構改正においても、支庁と出先機関を統合し、地域における総合力の充実を図るとともに、
地域政策補助金と各部の道単独補助金を統合するなど、支庁機能の強化を図ったところ。
○ 私といたしましては、地域経済の活性化と雇用の創造を実現するためには、地域の産業集積、自然環境、文化など地域の特色や
潜在力を有効に活用することが大切であり、支庁の果たす役割が重要であると認識をしているところ。
○ このため、今後の提案や申請のスケジュールなども視野に入れながら、支庁の総合力を効果的に活用し、知恵と工夫により
地域のさまざまな資源を活かした構想づくりや認定申請が活発に行われるよう、支庁を含め、地域の自主的・主体的な取組を促して参りたい。
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