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≪花き産業の振興について≫
(一) 花き産業の認識などについて
(二) 花き生産者への支援について
(三) 花文化の育成について
平成22年9月28日
質問者 :自民党・道民会議 千葉 英守
四 花き産業の振興について
(一) 花き産業の認識などについて
経済状況の回復が遅れる中、業務用需要の減少、ホーム・ユースの需要低下が見られ、花き産業は低迷が続いております。花きの農業産出額は、平成10年度にピークを迎え165億円であったが、平成20年度では132億円にまで減少し、厳しい状況が続いています。花き産業が産業として成り立つのか心配であります。そこで伺いますがが、本道の花き産業についてどのように認識しているのか、
また、平成21年3月に作成された第5次「北海道花き生産振興方針」の進捗度についてどのように受け止めているのか、お尋ねいたします。
所 管 : 農政部食の安全推進局農産振興課
答弁者 : 農政部長
花き産業の認識などについてでありますが、
○ 本道の花きは、冷涼な気候を活かした夏場の産地として、特に、「花の色の鮮やかさ」と、「日持ちの良さ」といった点で、道内外の市場や小売などから高い評価を受けており、花きは小面積でも高収益が期待できる農業分野であるほか、まちづくりや観光振興にとっても、重要な役割を担っているものと考えている。
○ しかしながら、近年の景気低迷の影響などにより、国内の需要が伸び悩む中で、本道の花きの産出額も近年、減少傾向にあるものと承知しているところ。
○ こうした中、道としては、「北海道花き生産振興方針」に則して、生産者団体などとも連携を図りながら、省エネ技術の導入等による体質の強い花き産地づくりをはじめ、産地表示や鮮度保持のシステム化に向けた取組などを進めてきたところであり、今後、こうした取組を加速し、本道の花き農業の着実な維持・発展を因って参る考え。
(二) 花き生産者への支援について
時代のニーズにあった花栽培をするためには、試験研究及び技術普及が必要でありますが、生産者に伺ったところ、花・野菜技術センターと生産者との連携が不十分であり、また、花き担当の普及指導員が少なく、現場を廻る頻度も少ないことなど、花き生産者が困り果てていると聞いております。
花・野菜技術センターや花き担当普及指導員による花き生産者への支援の充実にどのように取り組んでいくお考えなのか、お伺いいたします。
所 管 : 農政部食の安全推進局農産振興課
答弁者 : 農政部長
花き生産者への支援についてでありますが、
○ 道総研「花・野菜技術センター⊥においては、生産者の意向に沿った研究を行うため、毎年度、生産者などから研究課題の要望を調査し、緊急性や波及効果が高い課題を研究テーマとして設定し、新たな栽培技術力開発などに努めている。
○ また、花き地帯の農業改良普及センターを中心に、花きを専門とする普及指導員を全道に22名配置し、農協などと連携して、「花・野菜技術センター」で開発した新たな栽培管理技術などの指導に当たっているところ。
○ 今後、道としては、本道の気候条件を最大限に活かし、特色ある高品質な花きの生産振興に向けて、生産者からの研究ニーズが高い夏秋期における「カスミソウ」や「輪ぎく」の安定出荷技術の開発促進とともに普及指導員、農協職員を対象とした研修の充実により花きに対応できる技術者を養成し、地域の指導体制を強化してまいる。
(三) 花文化の育成について
花文化が育つところは民度の高いところと言われています。ヨーロッパのように花と共に生活する文化を北海道に根づいてもらいたいと思うのは私だけではないと思います。例えば、「道民花の日」の創設とか、教育の中に「花育」を取り入れ地域と一体になって行うとか、各家庭などの玄関に2個の鉢植えを置く道民運動を展開するとか、花文化を育成するには様々な挑戦をしていくことが大切であります。知事は、花文化の育成についてどのように考えておられるのか、お聞かせ頂きたい。
所 管 : 農政部食の安全推進局農産振興課
答弁者 : 知事
花文化の育成についてでありますが、
○ 近年、景気の低迷やライフスタイルの変化等に伴い、結婚式など様々な行事や贈答用での花きの利用が少なくなってきておりますが、花には、「人々の心を癒す」あるいは「家の中などが華やぐ」といった多様な魅力があり、私たちの生活に安らぎと潤いを与える存在として、また、地域における魅力あるまちづくりや観光振興の面などで大切なものと認識しているところ。
○ こうした中、本道においては、平成15年に、花きの生産・流通団体で構成する実行委員会が8月7日を「花の日」と定め、各地で、親子フラワーアレンジ教室を開催するとともに、道民の皆様に対する花束のプレゼントなどを実施し、道産花きの普及に努めているところ。
○ 私としては、素晴らしい北海道産の花きに道民の皆様が常目頃から親しみ、生活に、より身近な存在となるようサッポロ・マルシェなどを活用した「花の日」のPRをはじめ、全道各地で開催される関連イベントを集約し発信するとともに、子どもたちに、花に親しむ機会を作り、豊かな心を育む「花育」などの取組を積極的に推進するなど、これまで以上に、花き生産者や流通関係者と一体となって、本道における花文化の育成に努めて参りたい。
<映像でみる>
上記質問の模様は、こちら(道議会のホームページ)でご覧いただけます。