近況報告 平成20年3月下旬

月曜日, 3月 31, 2008

  

 国会は、日銀総裁を誰にするのか混迷を続けています。道路財源確保をどうするのか、これまた暗いトンネルに入ってしまいました。道路財源は全国都道府県・市町村が現在の道路財源のままで予算計上して、議会議論をいたしておりますのにどうするのでしょうかね。駄目なら予算の組み替えになります。大混乱でしょう。20年度の予算は通して戴いて、新年度で与野党で意見を出し合って考えてください。結果、国民に真を問いたら良いのではないでしょうか。
 
 予算特別委員会(企画振興部)で質問致しました。1.地方分権改革について、2.市町村合併について、3.市町村財政について、4.ブロードバンドの普及についてであります。
 
 地方分権が進む中、三位一体改革で都道府県国に補助金が廃止され国の直轄事業家化が進んでおります。都道府県市町村を通さないで、権利者との事業展開です。 *今後地方6団体と連携して真の地方分権を目指すとのこと。
 
 道州制特区第3次提案について、市町村合併の見込みについて、市町村の意向調査や組み合わせの考え方について調査をしたらどうかと会派が提案しています。合併法の期限があと2年となりどうする。*国の第29次地方制度調査会の議論を道民に知らせると共に、合併に向けた検討が進むように要請する。道の取り組み、国の動きを踏まえて合併に向けた意向調査を行うとの事。次期を明確に引き出せなかったことが残念。今国会で提案されている地方交付税等の改正が年度内に成立されない場合、
 
*道内市町村に4月の概算交付金が140億程度減少との事。
 
*道路財源廃止された場合では、平成18年度のベースで年間275億円程度の減収、市町村が行う道路、維持、除排雪等影響がある。
 
*18年度公立病院の決算で191億円前年比73億4千3百万円増加している。公立病院改革ガイドラインで経営効率化、経営形態の見直し、改革工程表で道の対応を聞く。
 
*北海道ブロードバンド導入計画では、まだ10万世帯に普及していない。2010年解消したいとのことで、石狩湾新港地区では10%ブロードバンド利用できないとのこと。関係機関と連絡密に働きかけて行く。
 
 続いて予算特別委員会(知事政策部)で質問致しました。
 
*新たな手法による政策展開について
*赤レンガ・チャレンジ事業について、道職員が特別な予算を使わないで知恵の出しかたによって政策が実現できる手法が平成17年から行なわれている実績、地域に根ざした事業展開、今後の対応を尋ね、事業展開において、道内いろいろな方々が住んでいる1次産業の方々や産業で働いている方々が地域に根ざした姿をクローズアップし多くの道民に知って戴き、地域の息づいた姿こそが事業展開に大切であり、新しい観光スポットになるし、環境への配慮といった行動に繋がるのではないかと提言。
 
 もう一つは、民間企業等とのタイアップ事業について、*現在26の事業を展開。*民間企業と包括連携の効果では、6つの企業協定を締結。今後は官民の方々知恵比べによっていくこと大切、先人の例を出し頑張ってきたこと披露し、例えば北海道は食の基地になっているけれども、食と味は別物で良い食材と美味しい味付けが大切、調理師団体の力かりて北海道の食のレベルアップを果して行かなければならないし観光立国北海道にとって大切と提言しました。
 
 北海学園大学の評議員として始めて平成19年度卒業祝賀会に出席しました。35年前に卒業致しました私ですが、卒業生を見ていると私も随分年を取ったなと感じています。若いと言う事は良いことです、はつらつとしていて、夢があって何より眩しく輝いている姿を見ているとうらやましい限りです。将来を担う我が後輩よ、しっかり前を向いて歯を食いしばって頑張ってほしい。卒業おめでとうございます。
 
 菊柳寿香英さん門下の新年初ざらい会が賑々しく開催され、お祝いに参上致しました。楽しい会で普段のおけいこの成果が上がっています。来年も是非お伺いしたいと思います。
 
 議会も終盤を迎えております。全般の道路財源確保の意見書を国に出す件で、まる一日議会議論があったこともあり、1日ずれをそのまま引きずり最終日は常任委員会、特別委員会を朝から入り、終結の本会議が夕方になる見込みで何時に終わるか今のところ分からなくなりました。
 
 札幌レディースバドミントン連盟の総会があり会長として議長を勤め、19年度決算事業報告、20年度予算案事業計画案が承認され、役員改選で、会長・理事長再任されました。
 
 自民党丹羽雄哉代議士の日本の社会保障についての後援会が札幌市で開催されました。医寮・保健・福祉を論点で現状と今後についての政策についてお考え方についてお話されました、厚生大臣を経験され議員の中でも優れた政策を作れる能力をお持ちの代議士です。今後のご活躍を見守りたいです。



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