近況報告 平成21年3月下旬

火曜日, 3月 31, 2009

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そろそろ桜の開花のニュースが聞こえて来ました。街にあんなにあった雪も静かに消え、春らしい季節を札幌は迎えています。

 

「政治と金」の問題がワイドショーメインテーマで毎日放送されています。 国会議員は公的資金が入っています。政治献金は透明性を求められるのは当然です。 地方議員は年間の政治資金の明細を選管に届けます。政務調査費の使途を5万円以上の領収書を添付し議会に毎年届けます。また議会検討委員会で21年度は1万円以上の領収書添付をし、22年度からは1円以上の領収書添付を義務づけと決定しました。さらに透明性を担保しています。地方議員は歳費、政用務調査費、費用弁償だけです。正直、地方議員も事務所を持ち職員を配置し、議会活動、政治調査活動、後援会活動、慶弔の交際費などに要する資金はかかります。とても歳費、政務調査費(使用目的限定されています)、費用弁償で賄えないのです。透明性のある企業や個人に献金をお願いしなければやっていけません。

 

今日まで純粋に物心両面で千葉を応援しょうと言って育てて頂いた企業や個人と各後援者・会の皆さまが有ればこそ政治活動が出来るのです。 それも駄目と言うなら、金持ちの家庭の子弟でなければ議員になれません。

 

第1回定例会は21年度予算案、20年度補正予算(5定予算)関連条例をしますが、支庁制度改革が大きなテーマです。 昨年6月、道議会は14支庁を9つの総合振興局と5つの地域振興局設置に する総合振興局設置条例を可決いたしました。 

その基本的な考え方は、

 

1 道州制に向けた地方分権改革の進展に併せて市町村への権限委譲など基礎自治体の充実・強化と連動する支庁制度改革。

 

2 より広域的な観点に立った効果的な地域政策の展開、効果的・効率的な事務を総合振興局に集約

 

3 職員数の削減を着実に進める中、より簡素で効率的な体制整備をする。

 

 を目指しましたが、町村会が9の総合振興局が支庁で5の地域振興局が出張所となることに反対で出張所を同じ支庁とするようにと要望がありました。その中で新たな国会での公職選挙法の改正が必要でありますが、ねじれ国会であるため、公職選挙法が通過するのがむずかしく私たちは地方4団体との協議を進めることを知事に提言し、漸く3月24日知事と地方4団体とで総合振興局と地域振興局が同じ支庁にすることで合意がなされました。よって頭書の条例より大幅なトーンダウンとなりました。

 

早速、25日に最終日知事から総合振興局総合振興局設置条例の改正案と地域振興条例案が提示され、議会での議論を求められました。私たちは非常にナイーブになっていたのは、これで本当に支庁改革が出来るのだろうか?条例に第3条、所掌事務の特例の2「前項の規則を定めるにあっては、あらかじめ、関係市町村長の意見を聞くものとする」と入れれば、もし反対があれば前に進まなく恐れがあり心配した部分です。条例修正を議会としての修正は出来ないのかを含め時間をついやしたのでありますが、町村会は1字1句修正を認めない強行姿勢で、どのようにすればよいか苦慮致しました。

 

何度も3役会、役員会、道連プレジェクトチームとの打ち合わせ、議員会の報告など時間との戦いになりました。深夜まで協議が水面下で行なわれ、本会議での質疑、委員会質疑、特別委員会と質疑を重ね、結論を出すのに付帯意見、本会議での決議案、道連並ぶに会派から知事に「支庁制度改革の推進に向けての提言」を提出、支庁制度改革が進むように担保し議会の自主性を確保することを前提に総合振興局設置条例案、地域振興条例案を共産党除き賛成多数で、31日午後10時第1回定例会が閉会を致しました。

 

マスコミ論調は議会延長を批判しますが、知事が道町村会に対し会談を申し入れても取り合わない姿勢によって長引き閉会ぎりぎりに合意とし、知事が改正案を議会に提出せざるを得なかったことが残念です。道町村会の戦略とは言え、もっと道町村会が真摯に行動していればこうはならなかったと正直な私の感想ですが、その前に知事部局と道町村会の意思疎通がなかったことも否めない事実です。

 

地方4団体の市長会会長の新宮室蘭市長さんには本当に取りまとめることにご尽力頂きました。感謝に堪えません。これからも支庁制度改革だけでなく道の行財政改革全般を進めてまいります。道民の皆さんご支援下さい。

 

永年公私にわたりご支援頂いた、滝本食品株式会社会長滝本世吉さんがご逝去されました。麺業界では戦後から札幌、北海道、日本の業界発展に寄与され、業界トップの日本の会長をされ、傍ら交通安全会長、中央区大通連町会長のボランテア活動を積極的になさいました。戦争で多くの方々に助けて頂いた恩返しを少しでもして行きたいとの信念で誠心誠意真心を持っていつも対応されていた姿に敬意を持っておりました。この度葬儀委員長を仰せつかりました。 滝本世吉さんのご冥福をお祈り致します。

 

自民党中央区第4支部と企業後援会英友会の総会を開いて頂きました。平成20年政治資金の収支報告(3月道選管に提出済み)と21年度の活動方針をご決定頂きました。私も、道政報告をさせて頂きました。いま、議論になっている支庁制度改革についてお話する機会を得ました。 今年度も宜しくお願い致します。

 

北海道水産荷主協会の全国商談会懇親会に道議会自民党水産議員連盟の大半が出席。高橋知事も忙しい中、駆けつけて頂きました。北海道の水産加工物のアピールにあい務めて頂きました。

 

 

090323_121001.jpg自民党道連全道支部長幹事長会議に党本部古賀誠選対委員長が来札し、次期衆議院選に備えて万全を期して戴きたい旨の要請を頂きました。

 

札幌工業高校の同窓会に出席しました。薄野都通り会の総会、札幌フォークダンス総会、自民党山鼻支部総会に出席。

 

090329_182759.jpg090329_182833.jpg現代名工、北海道から「すし善」の社長 嶋宮勤さんが大臣表彰を受賞され祝賀会が、大勢参加され盛大に開催されました。苦節50年小樽出身で上京して修行を重ね、札幌薄野で「すし善」を開業、円山店、駅大丸店、東急インホテル地下、東京電通ビル等を出され、心意気を旨としてお客さまを大切に努力され、お弟子さんも300人おられ、祝賀会には30人のお弟子さんが全国から参集しお客さんに鮨を握ってくれていました。お鮨の現代名工が出るのは珍しく全国で3人位をお聞きしています。町村代議士もお祝いに駆けつけました。これからも、北海道の鮨を全国に発信お願いします。



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