近況報告   平成25年10月下旬  

金曜日, 11月 01, 2013

 

 

 

 

  

札幌のシンボル藻岩山が黄金色の絨毯をひいたような鮮やかになって来ました。

青々した藻岩山が冬山に向かって準備を始めました。熊も冬眠に向かって準備を始めているのか?餌の変化があるのでしょうか、南区などに現れているようです。

 

 

14日、この度、団長川尻秀之道議、神戸典臣道議、釣部勲道議と私、道庁から経済部阿部次長、ユジノサハリンスク長谷川道事務所長と極東ロシア沿海州ウラジオストック、ハバロスク州ハバロスクを訪問致しました。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

ウラジオストックには未明に到着しました。午後からの予定が入っていますので、午前中はゆっくりしましたが、折角ですので2012APEC会場極東大学に、ウラジオストック駅、ウラジオストックフェリーターミナル、フェリーターミナル内にある鳥取県事務所を視察をしました。

 

 

  

 

 

 

午後、沿海地方議会を表敬を致しました。

ゴルチャコフ議長、タキエフ副議長、メジョノフ法規・倫理・事務委員会委員長他共通の話題は、共に発展していくことを願っていることを確認され、ウラジオ側は日本の農業、工業各団体とが連携してビジネスが行われていることに関心があった。また、北海道とは、帯広北斗病院と医療関係の連携が進んでいる。また、北海道のワインづくりに関心をして美味しいブドウが出来ている。沿海地方としても寒い地域で生産できることを確信しました。

双方がこれからも交流していくためにも、交通インフラが必要でありウラジオストックから航空便や海上航路を考えて頂けないかと要請しました。

 

  

  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

次に同じ建物にある、沿海州地方政府を表敬を致しました。

スタリチコフ国際協力発展部長、ツリスキー産業交流部長、グロモーバー港湾部長等と

沿海州は、今月10月30~31日に日本を含め日本海知事会議を開催する、特に観光を中心にした協議になる。航空関係の法律を整備する3日間72時間ノービザで滞在できるようにしたい。カジノを設置する為マカオ企業を提携してホテル・ギャンブルの繁華街を作りたい。北海道企業とも話し合いをして行きたいと申され、私から地図を示し、北海道からみると、東京より近いウラジオストックであり、昔から長い交流があったもっと交流を促進することが必要だと力説した。ツリスキー産業交流部長もその通りで連携を密にしましょうと応えてくれた。

 

 

 

 

 

 

その後、大型スパーを視察しました。品物が溢れ日本スパーと変わらないです。

 

 

 

  

 

 

15日、朝、鷲巣展望台を視察し市内一望できます。そこの売店で男性店員の方は日本語が出来ます。凄いなと感じ買い物をしていました。ここだな「おもてなし」は言語が話せることが1丁目1番地でそれからだなと感じます。

 

 

 

 

 

 

駐日本総領事館を訪問し、伊藤総領事を訪問しました。

私から、日本の沿海州のアプローチはどのようになっているのかと尋ねました。鳥取、島根秋田、新潟など積極的に来ていること、北海道の知名度はまだ低く、鳥取県は官民挙げて沿海州に送り込む観光客誘致をしている。必死さを感じる。沿海州もカジノ、バレー劇場建設などを計画し観光産業に力を入れている。

北海道が何か沿海州に物産を送り込みたいとすれば、関係商社が売る気があるかないかでかわるでしょう。北海道が参入を考えているなら、すでに日本(地方から)参入してなく競合していない物品を進めたい、価格競合でたたき合いでは意味がない。

将来の沿海州はどのようになっていくかとも尋ねました。少子高齢化で人口減になっている。若い方々に夢や希望を持たせるために極東総合大学をつくり、就職しやすい環境と就職率を上げている。そして、工業発展、カジノ、バレー劇場など観光産業に力を入れている。その為のインフラ整備に5年位はかかるであろうとのこと。

日本海知事会議(日本、韓国、ロシア)で行われていますが、北海道は入っていないのですが、外務省の力をお借りできないかと尋ねたところ、北海道と極東3州との経済発展プログラムにも触れ、日本海知事会議との横の連絡が悪いと指摘されましたが、私から言うとそれは、全体像がわかる外務省、総領事館の仕事だろうと思いました。北海道はサハリン州との交流に力を注ぐべきとの印象を持ちました。

 

 そのあと、日本センター大石荘平所長を訪問しました。

所長曰く極東交流は、日本センターだけでなく、外務省、国土交通省、農林水産省が合体し組織改編をして取り組まないと難しさを痛感しているとのこと。

アムール河氾濫で対応策の不味さで極東発展省の大臣を兼任したイシャ―エフ副首相が更迭されました。その責任の在り方を明確にした一つの例であったとの見方を示してくれました。

 

昼食後、釣部議員、阿部次長はサハリン州政府へ面談のため飛行場へ

 

 

 

 

 

私たちは、ウラジオストック郊外にある整形病院の敷地にある、北斗病院画像健診センターを視察しました。帯広北斗病院と提携して有料健診センターであります。ロシア人スタッフと帯広北斗病院職員が3人常駐しています。健康診断機器は日本製スキャナー、MRIが整備されています。診断した翌日に診断結果を患者さんに知らせるシステムで、難しい患者さんの場合は、資料を帯広北斗病院に伝送し判断をもらうこととしています。

今注目の有料健診センターです。

 

夕方、ハバロスクに飛行機で向かいました。

到着は夜になりました。ホテル到着後、楽しみなロシア家庭料理のレストランへ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

16日、ハバロスク地方議会へ

モフチャン国家建設・地方自治問題常任委員長(女性)プドフキナ予算・税説副委員長(女性)等と面談致しました。

モフチャン国家建設・地方自治問題常任委員長からチャドフ議長がお会いする予定でしたが、急遽知事とアムール河災害復旧の打ち合わせが入り失礼しますとのこと。

偶然にも、ハバロスク地方議会女性議員、北海道側は男性議員となりました。

ハバロスク地方議会は26名の議員で政党代表13名、市民代表13名からなるとの事です。政党は、統一ロシア、共産党、自由民主党、公正ロシアの4つの政党からなり国政も同じ4党からなる。

常設委員会は、経済発展、予算、税金、法律、自治体の4委員会に分かれ議論している。との説明があった。

神戸議員から、アムール河氾濫で多くの方々にお見舞いを申し上げる。これまで作り上げて来た交流を今後とも築いていくには航空便が必要であり、2010年に出していただいた

定期便の復活をお願いしたいと申し上げました。

モフチャン国家建設・地方自治問題常任委員長は双方が真剣になって意識を持って成し遂げて行かなければなりませんと釘をさした。

 

 

 

 

 

  

 

その後、ハバロスク地方政府を訪問しました。

アレキサンダーシャボタ発展経済部長は北海道・極東3州の発展プログラムの成果は今の所ないが、農業分野には協力している。温室のブレジェクトを提案している。今後もインフラプロジェクト、ワキノ港への交通網、プレハブ住宅技術などがある。ただ、経済ばかりでなく人的交流を進めたいとも言い、貿易額は2010年から比べると30%減になっている。1年前に発展省が出来たが企業の減免などなど行うので日本の企業の投資をお願いしたい。双方に利益があるプレジェクトが必要である。

交通局長からはハバロスク州は、日本との直行便が興味がある。

成田増便、新潟便復活をすでに依頼をした。

ヤク―チャ航空とは意見交換は出来ると思う。

もし、定期便が飛ぶとしたら一機50人は乗らなければ採算が合わない。

アパレスシベリア航空ハバロスク支店長(東京、新潟、富山各支店長経験日本語話せる)からは、シベリア空港がある社長に北海道知事から書簡を送ってほしい。そうすれば、私たちの所へ調査しなさいの指示が来るはずだ。条件提示や、道が出来ることや、道ばかりでなく観光業者も入って協議を進めたいとのアドバイスがありました。

 

 15:00 ハバロスク日本センター山本博志所長と面談をしました。

ハバロスクは人口減少し、開拓途中であり、APECは確かに行って2兆円の国家予算が投入されましたがあとは、地元で資金調達をしなければならない状況です。木材が輸出の大きな要素ですが最高時の半分になっている。水産物も最高時の半分になっている。厳しい経済状況になっていると状況。

道銀のそば、小麦の生産はこれから増産を考えているようで、楽しみに見守って行きたい。状況説明を受けました。

 

 日本墓地にお参りに参りました。戦争で犠牲になられた日本人の墓地です。

線香は(平成23年2月に来札された際に安倍晋三衆議院議員から亡妻にと頂いた線香を持ち)とロウソクを供え御冥福をお祈りしました。

  

 

 その後、大型スパー、ロシア正教教会を視察しました。

 

  

 

 夜は、駐日本ハバロスク総領事館野口秀明総領事、深谷強領事と食事を共に懇談しました。野口総領事は1週間前に赴任され、ロシア課が長く北海道に何回も訪問しています。水産交渉をソ連時代若い時から行っています。深谷領事は札幌出身です。身近に感じてゆっくりロシア事情をいろいろ伺いました。

全ての予定を終了致しました。

 

17日、9:35分ハバロスク発成田着日本時間10時45分到着。15:30分成田発新千歳空港着で帰国致しました。

 

結びに

この度、団長川尻 秀之 ・ 神戸 典臣 ・ 釣部 勲 ・ 千葉 英守  

経済部次長 阿部 啓二 ・ サハリン事務所長 長谷川 浩幸と共にロシア極東沿海地方ウラジオストック、ハバロスク地方ハバロスク、サハリン州ユジノサハリンスクを訪問致しました。

すでに、北海道・極東3州との経済発展プログラムが5期目を迎え、本年11月に札幌で実務者協議が始まります。どんな話し合いになるのか興味があります。

少なくとも沿海地方ウラジオストック、ハバロスク地方ハバロスクには温度差があり、決して豊かになり得ていない地方では相手が北海道でなければならない要素はなく、資金や技術を提供してくれるところならば、中国、韓国、日本の他の地域でも良いのではないかと感じました。

むしろ北海道はサハリン州との交流を深めるべきとの声を感じ、北海道が目論むなか、極東ロシア3州は違う方向を向いていないか検証が必要であると感じました。また、北海道知事の本気度がどこまであるのか、定期便の誘致の情報も道の情報と違っていることがわかりました。

厳しい財政状況ではあるがもっと職員を派遣して情報把握につとめなければならない。世界グローバル化の中、努力したものが伸していく時代に突入しロシア経済が未成熟な現在、法的な確立が明確でないままの判断が難しいのは、わかるが、経済対外貿易・海外観光の主軸をどこに置くのか判断しなければならない時期は来ている。                                         

以上

 

18日、議会へ決算書面審査、理事者と意見交換

 

19日、自衛隊殉職者追悼式に議会を代表して参加し献花を捧げました。

北海道自衛隊発足し298人の方々が殉職者されております。救助に出掛事故に遭い亡くなられた方々の遺族などが参列致しました。殉職された皆さんのご冥福をお祈り致します。

 

 

  

 

20日、札幌市肢体福祉協会、札幌市中途難聴者福祉協会の合同文化祭に伺いました。

今年で31回目です。今年も作品展が展示されました。秀作ぞろいです。式が始まり、激励のご挨拶を致しました。

 

 

 

MOA美術館・札幌中央区児童作品展の表彰式に出席し、表彰とご挨拶をさせて頂きました。これまた秀作ばかりです。

 

平島家の1周忌にお参りに伺いました。

 

 

 

 

夜、北全調理師会の研修会懇親会に伺いました。

 

21日、議会へ書面審査。その後、北海道の危機管理上、国の機関に協力を頂き上からも普段からのコミニケーションが必要でありご挨拶廻りを総務委員長としております。

すでに、自衛隊北部方面隊、11旅団、警察札幌9署薄野交番をすでに行っております。

今日は、北海道開発局、気象庁、札幌消防局、海上保安庁第一管区(小樽市)北海道運輸局に伺い、危機管理上のご協力をお願いして参りました。

 

22日、午後から来客対応を議会で致しました。議会で書面審査。

夜は、世界の料理を食べる会に参加致しました。道の若手職員で今年2月にこの会を立ち上げました。札幌で世界の料理を食べれるのか毎月会を開き、情報収集しながらデーターを作り上げています。8回目になります。今月は南イタリア料理でした。道産小麦のパスタは最高でした。何ヶ国の料理が食べれるのかミステリーです。

 

23日、午前中、打ち合わせ、来客数組対応。議会へ書面審査。

夜、柳家紫文ライブ(都都逸)江戸の風流三味線弾き粋な言葉遊びです。

江戸の小粋な遊びに浸りました。たまにはいいかい息抜きも。

 

24日、昼、議会へ書面審査。

 

 

 

 

 

3時、第8回日本カジノサミットが小樽市で開催されました。

全国各地から関係者が集まり、基調講演、フォーラム、模擬カジノなど盛り上がりました。

野田聖子自民党総務会長衆議院議員も来樽し、知事、中村代議士等が来賓としてご挨拶されていました。IR法が今国会に提出されます。

 

 25日、山鼻ちば英守を囲む合同リクレーションが行って頂き、支笏湖へ行ってきました。

生憎の雨ですが、ホテルでお風呂に入り食事をして余興など皆さん盛り上げて頂き楽しかったです。後援会の皆さんといる時がほっと致します。元気を頂きます。頑張るぞ!

 

 夜は、池上グループ創立105年学園30周年高等学校10年記念パーティーに参加致しました。中学でついていけない子供たちを時間をかけて高校へ行かれるように指導して

多くの子供たちが大学や社会にでて頑張っています。公立ではできないことを実行してくれております。感謝です。

 

 

26日、党意見交換会、セミナーに参加。講師は大島前副総裁でした。

 

 

  

 

 

 

 

 

母の見舞いに伺い、小唄の会の発表会に招待を受けましたので拝見しに伺いました。

夜は、息子と久ぶりに夕食に出ました。

 

27日、ある団体の秋季例大祭に参拝に伺いました。

バドミントン日本リーグ2013札幌大会開会式に歓迎のご挨拶に伺いました。

JR北海道が今年は不参加です。誠に残念です。

夜は、20会例会に出席しまた。北海道小麦で作り上げたパスタを中国料理にするとどうなるか、楽しみです。

 

28日、午前中、船橋利実代議士女性部の集いに参加し祝辞を述べ、議会へ、午後から第3回高橋道政検証委員会に出席し夕方まで議論を続けました。

 

29日、朝、札幌市中央卸売市場関係者と懇談。議会で理事者と打ち合わせ

午後、来客対応、夜、日本中国料理協会・協賛商社交流会に出席しました。参加者による投票で青年部の料理コンクール決勝戦です。

 

30日、上京しました。

野田聖子衆議院議員自民党総務会長に来年度法制度に関する国への要望を提出しました。国会に上程される全ての法律が

1、「大規模・広域・複合災害等への対応の充実強化」

2、「エゾシカやトド等野生鳥獣被害対策の推進」

3、水資源の保全などに向けた取り組み促進等を、また、母子関係の法律改正など要望しました。早速、関係各省に検討させると約束して頂きました。

長谷川岳参議院議員とは新幹線札幌延伸に関わりの課題についてを議論。

船橋利実衆議院議員とは、クールジャパンについての施作についてを議論を致しました。

夜は、中国瀋陽市王東京事務所長と懇親を深めました。

 

31日、朝の便で帰札し。道議会で夕方まで打ち合わせ

夜、木林ヨシ子のお通夜にお参りに参りました。人情味あふれるお人柄で美味しい料理や漬物の名手でよくご馳走になりました。選挙の時も人からぬお世話になりました。

心からご冥福をお祈りいたします。



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