議会報告 【平成20年 第1回北海道議会定例会 予算特別委員会(企画振興部所管)】 平成20年3月21日 「市町村合併について」

金曜日, 3月 21, 2008

《 市町村合併について 》
 

市町村合併について
 
(一) 市町村の数について
(二) 市町村の意向調査について
 
 

平成20年3月21日
質問者: 自民党・道民会議 千葉英守

 
市町村合併について
 
(一) 市町村の数について

 道内には現在180の市町村がありますが、合併新法の期限切れとなる平成22年4月1日時点では、幾らになると見込んでいるのか伺います。
 
所 管: 企画振興部地域主権局参事(市町村合併G)
答弁者: 地域主権局長
 
市町村合併の見込みについてでありますが、
○ 現在、道内では、石狩支庁管内の江別市と新篠津村が法定合併協議会を設置し、合併協議が行われているほか、後志支庁管内の喜茂別町、留寿都村、真狩村では、各議会に特別委員会を設置し、合併の検討を進めている。空知支庁管内では、砂川市、奈井江町、浦臼町、歌志内市、上砂川町の5市町で懇談会を設置し、財政シュミレーションによる検討会がなされており、栗山町、由仁町、南幌町においても懇談会を設置し、合併の検討を進めるとともに、住民説明会が開催されている。宗谷支庁管内の利尻町、利尻富士町では、両町長が本年3月定例議会で、2町による合併協議の意向を表明しており、網走支庁管内では、湧別町、上湧別町の町長が、それぞれ合併検討の意向を表明している。また、根室支庁管内においても、中標津町と羅臼町の町長が、合併検討の意向を表明しているなど、道内各地で様々な合併検討の動きが出てきているところ。
 
○ 道としては、こうした検討や議論が活発に行われ、新法期間内の合併の結びつくよう、地域における取組を今後とも積極的に支援してまいりたい。
 
(二) 市町村の意向調査について
 道が合併構想を打ち出してから約2年になろうとしております。市町村の取り組み状況はどうなっているのか、合併の意向や組合せの考え方について調査を行う時期と考えます。わが会派の3定代表質問で、合併を強力に推進するためには、各市町村に対し、合併の意向や組合せの考え方について調査を行ってはどうかと伺ったところ、知事は、検討してまいるとのことでありました。合併新法の期限切れが迫っています。一日も早く市町村の意向を把握し、推進の手立てを考えるべきと思いますが、見解を伺います。
 
所 管: 企画振興部地域主権局参事(市町村合併G)
答弁者: 企画振興部長
 
市町村の意向把握などについてでありますが
○ 道としては、合併推進構想策定後、道内各地域において、市町村や住民の方々との意見交換や懇談の場を設けるなどして、合併に関する市町村の意向把握に努めてきたところ。
 
○ 今後とも、同様の取組を進めながら、合併新法の期限まで残り2年であることも踏まえ、道の市町村合併に対する新たな支援や、第29次地方制度調査会などの議論についての情報を市町村や道民の皆様に的確にお伝えするとともに、地域において、合併に向けた検討が活発に進められるよう、改めて要請するなど働きかけを行ってまいりたいと考えている。
 
○ こうした道の取組や今後の国の動きなどを踏まえながら、合併に向けた市町村の検討状況や意向について調査を行うほか、合併に向けた話し合いのための環境づくりや、市町村への助言を行うなど、道としての役割を積極的に果たして参る考え。



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