This entry was posted on 火曜日, 9月 28th, 2010 at 12:00 PM and is filed under 01 ◆議会報告◆, 02 本会議 一般質問. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.
≪文化・スポーツの振興について≫
(一) 文化・スポーツ行政の一元化について
(二) 文化・スポーツ団体への支援について
平成22年9月28日
質問者 :自民党・道民会議 千葉 英守
三 文化・スポーツの振興について
(一) 文化・スポーツ行政の一元化について
この度、総合的な文化・スポーツ行政の推進体制の整備に関する方針の素案が示されました。今日まで、道として文化・スポーツの振興に取り組んでまいりましたが、道民は、文化・スポーツ行政がより効果的に進められるよう、組織の明確さを求めております。
そこで伺いますが、文化・スポーツの一元化が目指すものは何なのか、また、文化・スポーツの振興にどのように取り組んでいこうとしているのか、お尋ねいたします。
所 管 : 環境生活部くらし安全局道民活動文化振興課
答弁者 : 知事
文化・スポーツ行政の一元化についてでありますが、
○ 文化・スポーツは、道民に精神的な豊かさや感動などをもたらすほか、青少年の健全育成や福祉、さらには地域づくりや観光振興など様々な分野において意義のあるものとなっているところ。
○ こうしたことに対応して、道と道教委においては、この度、文化・スポーツに関する事務・事業を道に集約・一元化することなどを柱とする「総合的な文化・スポーツ行政の推進体制の整備に関する方針素案」を取りまとめ、今後、市町村や関係団体などの意見を伺いながらさらに検討を進め、方針を作成してまいる考え。
○ 私としては、今後、この方針に基づき、スポーツについては、プロとアマチュアの交流などを通じて、道民が生涯にわたってスポーツに親しむ環境づくりや競技力の一層の向上に取り組むほか、文化については、芸術鑑賞等文化に接する機会の拡充や道民の自主的な文化活動への支援の充実などを通じて、北海道らしい地域文化の創造発展に取り組むなど、様々な分野と連携しながら、文化・スポーツのより一層の振興を目指してまいりたい。
(二) 文化・スポーツ団体への支援について
競技団体としては、収入が減少傾向となっている中、個人や法人からの寄付を当てにしなければならないわけですが、制度的な制約があって寄付が増えていく状況にはありません。道民生活に活力と潤いをもたらす文化・スポーツの振興は道政上の課題でありますが、厳しい財政状況から、道として十分な支援ができないのであれば、文化・スポーツ行政の一元化に合わせて、個人や法人による寄付という民間の力を活かせるような仕組みを示すべきと考えます。知事の見解を伺います。
所 管 : 環境生活部くらし安全局道民活動文化振興課
答弁者 : 知事
文化・スポーツ団体への寄付の活用についてでありますが、
○ 文化・スポーツの振興を図るためには、民間資金の導入や民間団体等との協働などの取組が今後ますます大切になると考えているところ。
○ こうした中、スポーツの分野につきましては、北海道体育協会において、平成24年4月を目途に公益法人制度改革による公益財団法人への移行を検討しているところであり、また、文化の分野におきましても、北海道文化財団やこうした新法人への移行を検討しておりますことから、移行後は法人及び個人が道体協や文化財団に対し寄付を行った場合には、税制上の優遇措置を受けることができるようになるため、民間資金の充実が図られるものと期待しているところ。
○ 私としては、寄行者の意向が最大限に反映され、道体協や加盟団体、さらには文化財団をはじめとする道内文化団体の事業の充実のために生かされるよう、両団体と連携しながら、民間資金の確保に向けて積極的に取り組んでまいりたい。
<映像でみる>
上記質問の模様は、こちら(道議会のホームページ)でご覧いただけます。