近況報告 平成17年 5月下旬

火曜日, 5月 31, 2005

 めっきり春らしくなりました。先月の今ごろはまだ寒く、雪がちらちら降っていました。それが、若葉が一斉に芽を出しライラックの花が咲く大通公園は、市民や観光客で賑やかになりました。

 凛葉会の総会が行われました。幌西地区を中心とした女性後援会です。毎年会費を集めて自主的運営をして頂いております。 16年度事業報告、予決算、17年事業計画案、予算案の承認を会員の皆様より頂いて、私の道政報告をさせていただき、ご来賓の後援会の幹部の皆様、細川正人市議のご挨拶を頂き懇親会と運び、懇親会では会員さんの踊り・ゲームと時間を忘れて、本当に楽しく過ごす事が出来ました。

 昨年より北海道障害者スポーツ振興協会の顧問をお引き受けする事になりました。その理事会があり出席しました。ご存知のように北海道の障害を持った知的、身障者の方々のスポーツを振興する団体です。北海道車椅子マラソンを障害者の青年達の希望を皆で立上げ、手づくりで何から何まで自分達で交渉しました。今思い起こすと、車椅子の青年たちがコースの沿線に住まいしている家を訪問し協力を要請しました。役所の交渉、交通局、コースの下見、自衛隊の中をコースにする為の交渉、ボランティアへのアプローチ、セーフティコーンの設置、警察、報道、何よりの金策でした。私の人生の中でも忘れられない思い出です。第1回目は、台風で中止になりましたが、2回目以降は順調に進み、平成元年の全国身障者スポーツ大会のメモリアル大会として、名称も、はまなす車椅子大会となり、道庁と北海道障害者スポーツ振興協会の主催になっておりました。この団体の設立に係わり、この間、札幌市障害者スポーツ振興協会が設立され今日に至っております。毎年、秋に皇太子殿下妃殿下をお迎えし全国障害者スポーツ大会が開催され、今年は岡山県大会になります。私も毎年札幌選手団、北海道選手団の応援に全国回っております。

 ある団体の婦人総会があり、ゲストとして招かれ道政報告をさせて頂き、また、ある団体の講師に招かれて、道政報告と情報交換をさせていだだきました。民間の考え方はある意味勉強になりますし、行政が民間との情報交換をどしどし行える環境を作って行かないと、政策的に行き詰まることを心配していますが、その橋渡しに我々が当面して行かなければと思います。

 多くの人たちが待ち望んだ、「札幌市視聴覚障がい者情報センター」 が大通西19丁目にオープンしました。私がまだ市議1期目の時、北2条西12丁目にあった視力障害者センターが老朽化しており、情報文化機関を組み込み再整備すべきと思い議会提案を致しました。当時、板垣武四市長が、もう少し幅広く考えるから少し時間が欲しいとのことであった。それからまもなく、国から都道府県、政令市に対して、視力聴力情報センターの義務付けがなされ、本格検討がなされました。場所の選定であっちこっちと提案されましたが、現在地になりました。現在地は地下鉄の利便性は最高の所です。我慢しただけの価値がありますが、今でも頭に残るのは、あっちこっちと提案されました所は、市の老朽施設の活用でした。視力障害者協会の会長 齋藤 積会長がポツリと私に、市の施設を新しくしているのに、なぜ私達の施設は老朽施設の活用なのだと言われた言葉を思い出しています。でも立派に見違える程素晴らしいセンターになりました。点字図書をはじめ中途失明者社会適応訓練事業手話入りビデオの製作など様々な情報機能を備えております。一度視察をされては如何でしょうか。関わった皆様に改めて感謝を申し上げます。今度は、関係者の方々の要望の多い、道立の視覚障がい者情報センター設置が次の目標になります。

 北部方面通信群45周年式典、祝賀会が開催され、国防の任務は勿論ですが、通信群の活動国内の災害救援、海外平和支援、雪祭りの雪像支援までご苦労をお掛けしています。祝賀会には、前北部方面総監 持田 修さんはじめ、歴代通信群長が参加され盛大に記念祝賀会が行なわれました。

 高等学校バドミントン札幌支部大会がきたえーるで開催され、札幌バドミントン協会長として男女800名の選手を前に、「友を大切に」 をテーマにして激励あいさつを致しました。試合を見て、元気はつらつ青春ドラマそのものです。元気を貰いました。

 北海道都市計画審議会の委員ですので、会議に参加しています。会長は北大教授の 小林英嗣先生です。各都市の都市計画を、或いは都市計画の変更を審査する機関です。年間約5回の審査を致します。2年交代ですので、これが最後の委員会になりそうです。

 大崎誠子道議会議員のセミナー、自民党札連総会と自民党幹事長代理安倍信三衆議院議員を迎えてのセミナー、札幌アパート組合の総会懇親会に出席。

 自民党が全国に繰り広げている 「タウンミーティング」 が札幌で行われました。テーマは今国会で議論されています、障害者自立支援法の説明と国民の意見をお聞きし国会での議論に生かそうと言うものであり、党本部から 北村直人衆議院議員、八代英太衆議院議員、塩崎恭久衆議院議員が説明役になり、全道各地から約400名参加しました。議論の内容は、自己負担に集中していましたが、八代代議士は福祉サービスを受けた方は個人所得に応じて1割負担をお願いしているので、収入の無い人からは頂かないことが趣旨ですと断言。知的、精神に障害を持った方々や団体からの質問が多く厳しいものもあったが、三代議士は親切丁寧に応え理解を求めていました。大変良い事です、国の法律が出来る時に国民に説明とその声を大切に法案が出来る、今までに無かったことです。開かれた党として、どしどし展開して頂きたいと思います。

 悲しいニュースが飛び込んで来ました。二子山親方が逝去されたニュースが入りました。親方は私と同じ年齢(55歳)です。現役の時からファンでした。札幌巡業で何度か話をしたことがありますが、照れ屋で口数が少ない人でしたが、子供さん「貴の花横綱、若乃花横綱」の幼少の話になると、目を輝いていろいろ話をしてくれましたことが強く印象に残ります。可愛いがったのですね。 ご冥福をお祈りします。

 もう何年になりますか、札幌医大名誉教授 故 高山担三先生が主宰したグルメ会にお誘いを頂いて今日まで会員として参加しております。当時高山先生は、札幌に沢山食事をする店はあるが、ここの一品が美味しい店を皆で探しながら、月一度 「食」 談議をしましょうとお仲間を募りました。2代目会長 大谷さんと続き、3代目会長 寺澤栄一さんの時に名称を、「くうねる会」 すなわち人間の本質 「食って寝る」 が 「くうねる」 に変化した冠になったのです。現在は世話人の前川輝雄さんが一生懸命我々の為にお店を探し、2ヶ月に一度の例会を開催して下さっています。楽しい話題が多いので、私も時間が有るときは出席していますが、欠席が多くて申し訳なく思っております。今月は、大通西16丁目 「ダンケシェン」 でした。料理長の研究熱心が料理を一層美味しくしてくれました。有り難うございます。



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