近況報告 平成17年 5月上旬

日曜日, 5月 15, 2005

 雪が解けたと思えば、ゴールデンウィークが始まっています。時間が出来ましたので、兼ねてから観たい映画 吉永小百合主演 「北の零年」 を家内と一緒に観ました。明治4年淡路島稲田家主従は、明治政府から北海道への移住を命じられ移民団を編成し静内に辿り着く。この地に新たな自分達の国を作るため開墾に励む移民団であったが、第2次移民団の船が難破する事故がおきる。皆の失いかけた希望を取り戻すために、小松原英明は最新の農業技術を学ぶ為札幌へと旅立つ。しかし、妻と子は帰りをひたすら夫 小松原英明を待つが消息をたってしまう。妻と子は5年後苦難の末に牧場経営に成功し平和な日々を送っているが、かっての夫 小松原英明が、開拓使の命を持って現れる。西南の役に調達する馬を探しに静内にやって着たのだ。妻と子、かっての夫との葛藤が展開される。人間の愛を善と悪が織り成す感動のドラマに、久しぶりに涙したロマン大作でした。最後に妻(吉永小百合の役)が、「生きている限り、夢を持っている限り、きっと何かが私達を助けてくれるわ」と農作業に入る台詞を言って映画が終わる。この映画を見ていると、現在の道庁の財政危機など言われているが、あの頃の時代を考えると、まだまだ工夫次第では乗り越えることが出来ると確信しています。道民に勇気と愛と正義をあらためて教えて下さった素晴らしい映画でした。

 一風会 「自民党1期生」 の地方研修会が伊達市でありました。伊達市選出 岩間英彦道議が市の助役経験者で有りますだけに、自ら案内役をして頂き街づくりの基本姿勢や、苦労話を交えてお話くださいました。大変お世話になりました。昼食会場も倉庫の多目的ホールで市民開放されていました。そこに我々のために菊谷伊達市長さんがおいでくださり歓迎のご挨拶を頂き、食事は岩間後援会の皆さんが準備して下さり美味しく頂きました。午後は最近開館した伊達市に関わりの深い作家 宮尾登美子さんの記念館視察、帰りは室蘭選出 山本雅紀道議の御案内で室蘭白鳥大橋を視察、山本道議の経営するお店で休憩。その後、一路札幌へ帰札しました。

 5月の一斉委員会でした。総務委員会、道の 「国民の保護に関する計画について」 策定についての説明があり、この件については、平成15年の7月、初めての一般質問で取り上げていますので質問しました。計画にあたり関係団体の中に人口全道の3分の1を要する札幌市が入るのかどうか、社会的弱者をどう守るのか、教育委員会との連携はなど数十項目に渡り質問しました。総合開発特別委員会は、来年度国に対する予算要望とスケジュールについての説明がありました。

 中国総領事館のお花見に招待されました。あいにく、総領事 李鉄民先生は急遽出張されました。李総領事は今月一杯で任期により中国に帰国されます。約二年間在任中は日中交流に真剣にとり組んで頂き、その真摯なお人柄が、どんなにファンが多いことか計り知れないです、また魅力がいっぱいある方です。本当に御世話になりました。熱き友情に感謝します。中国に帰られても、お元気で! またお会い出来ますよ。さようなら再会。

 鉄道OB札幌中央区支部総会懇親会が有りました。役員改選があり、佐々木雄幸支部長から五島孝弥新支部長へバトンタッチになりました。佐々木さんはじめ旧執行部の皆さんにはご苦労さまでした。心から敬意と感謝を申し上げます。また五島さんには何かとご苦労をお掛けしますがよろしく御指導ください。懇親会には鉄道OB会長 野隆副会長、JR北海道から笠島雅之財務部長がみえておりました。

 札幌市三吉神社の例大祭の宵宮祭、大祭が盛大に開催されました。今年は大通祭典区が年番でご奉仕されておりました。宵宮祭は天気に恵まれていましたが、大祭では山車が出発してすぐ雨になり、おちごさん達が可愛そうでした。昔から三吉神社のお祭りは賑やかで、都心のお祭りとして有名でした。境内に人が溢れ、市電が何度も徐行運転や停車したぐらい参拝者が多かったです。私の子供の頃は、参拝のため学校が半日休校でしたが、今は無いようです。私にとって子供の頃の心の故郷だったのです。

 北海道神宮むすび会春季大祭が行われました。この会は誕生月に健康や家内安全等祈願をする会で親睦団体です。会員さんで白寿の方お一人、米寿の方十八人、喜寿の方三十九人がお祝いされました。原口宮司さんが、家族のあり方のお話をされ感動を覚えました。

 北海道歯科技工士会50周年記念パーティーに招待されました。歯科技工法制定になりますが苦節50年と申しますか、今日までの地位確立までのご苦労をお聞きし、大変だった時代の先駆者に敬意を表すと共に、これからも道民の歯科医療の担い手としてご活躍を御祈りいたします。

 日本料理研究会の懇親会等に出席、懇談を深めました。



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