近況報告 平成17年 4月下旬

木曜日, 4月 28, 2005

 中国、韓国で反日運動が起きています。報道各社、連日報道していますが、中国の愛国運動の誤った行動 「国の為なら何をしても許させる」 中国の思想教育の恐ろしさを知らされました。上海市に今年2月視察した際、食事をしたお店が襲われました。中国と日本の合弁日本料理店で、スタッフは皆中国人です。日本製品ボイコットと言いますが、ほとんど中国との合弁会社で現地製品を作っています。そこで働く人々はほとんど中国の人々です。日本製品をボイコットして、中国に何が残るのでしょう。60年前、確かに戦争で傷付けたことは事実です。深く反省しなければならないのは後世のものとして承知しています。その反省のもとに、平和憲法を作り戦争放棄をして要るではないでしょうか。ODAをはじめ 中国にも 日本が出来る様々な貢献をし、そして世界の平和活動に自衛隊が命がけで頑張っていますよ。中国の軍事力は強大です。自衛隊の何倍もの力を持っています。核保有国でもあります。なぜ日本が軍事大国なのでしょう。隣の国からミサイルが飛んできても防御出来ないのですよ。かつて、田中角栄総理と周恩来総理とが結んだ国交正常化調印で、私の記憶では、「周恩来総理が、日本と中国は2000年にも及ぶ交流を続けてきたが、あの戦争は一時の不幸な出来事であったが、これからは子々孫々まで仲良く両国が未来をみつめて友好の為に頑張って行こう。」 と発したメッセージをいまでも覚えています。中国人の偉大さを感じて、大きな感動を今でも忘れる事が出来ません。私も中国に8度ほど訪問しています。また中国からも友達が札幌に参ります。いろいろ議論もします。靖国神社参拝問題などや身近なものまでに及び、特に靖国問題は中国では、AB級戦犯が合祀しているから参拝は駄目だと言う。中国の歴史文化は罪ある人はあの世に行っても許されないものであり、名誉回復するのには、よっぽどのない限り大変であるのです。日本のように、あの世に行けば許される歴史文化が違うことが議論のなかで分かりました。そこで、日本の立場は、戦争で犠牲になった国民の安らかなご冥福と、二度と戦争を起こさない誓いの祈りである事を説明しました。中国側は、その部分は分かるが、AB戦犯の分祀をするべきだと主張する。これは歴史文化の違いであるので平行線になったが、大変嬉しかったのは、ただ友好友好だとお祭り騒ぎではなく、以来本音で話せる仲間が出来た事である。これからの日本・中国関係は、もっと話し合いの場を持つべきだと思う。特に日本の指導者は努力を惜しまないでほしいです。誤りは反省するが、それぞれ国々の伝統文化が違う。その事に諂うことなく、日本の伝統文化を推し進めてほしいと思います。それが外交の基本だと思います。町村外務大臣が中国訪問しています。頑張ってください。そして日本の立場をはっきり申し上げてください。一部の人たちが 「権力保持の為に中国国民を巻添えにするな」 と、きっとこれには、裏があると思っています。今に解明されるでしょう。 「日本と中国の平和無くしてアジアの平和は無い」 と私は信じています。

 自民党道連大会が開催されました。役員改選で新執行部 橋本聖子会長、今津 博会長代行、伊藤条一幹事長体制で、来る地方統一選挙、参議院議員選挙、衆議院議員選挙を取り仕切ることになりました。その後のセミナーは、講師 佐々淳行氏の講演で 「危機管理の視点から見た-日本の安全保障政策」 についてのお話であり、日本の安全安心政策を日米安保条約のもとで低価格でやってきた。でもこれからは、防衛、防災、防犯、防疫はしっかりとやっていかなければならない。佐藤総理は、沖縄返還。中曽根総理は、国鉄・電電公社の民営化。小泉総理は、治安の確保、特に主権侵害させないためにも、北朝鮮問題(ミサイル、拉致)中国-台湾問題の危機管理等、課題が山積している。警察の人口割にすると一人当たり、イギリスは約380名、イタリアで200数十名、日本は561名で安全が確保されるであろうかと提案され、改めて平和な安心安全が高価であるか参考になりました。

 札幌高等専門校の入学式がありまして、来賓として招かれました。1年制と2年制の建築技能士 「大工さん」 を目指す学校です。15名の入学者ですが皆張り切って見えます。だが、卒業者が何人出るでしょうと校長が耳打ちしてくれました。辛い仕事だけに、途中で逃げ出す生徒が多いと聞きます。挨拶で私は、何度も失敗したと思うが挑戦し続け、地震に耐えられる五重塔の優れた建築物を作り、今日の高層ビルに技術が生かされている、日本の匠の技を継承して世界から学びにくる大工さんになってほしい、その時は必ず見学に行くから声を掛けてくださいと激励しました。

 北海道司厨士協会地区本部、北海道中国料理協会の懇親会に出席しました。本道は食と観光をテーマにリーデング産業として育って行こうとしていますが、食の達人さん達の経験知識を拝聴して行かなければならない時代と思っています。

 月に一度、異業種交流会ダスト会があります。素敵な紳士、淑女の集まりです。会長は小学校の後輩で、森田氏でこの会をリードしていてくれています。今月の講師は、札幌商工会議所副会頭 岩田建設社長 岩田圭吾さんでこれからの本道の建設業について講演を頂きました。

 札幌バドミントンレディース大会の主催者として豊平体育館の会場で挨拶する。年度始めだけに、総会の様子、年行事、道大会、札幌大会について説明を兼ねてお話させて頂きました。

 北海道空手道連盟の総会、札幌中途難失聴者協会の総会、札幌肢体障害者協会の総会、北海道傷痍軍人会総会懇親会、マリッジカウンセラーセンター総会、20日会例会に出席。

 北海道実業団バドミントン選手権大会の開催にあたり顔を出しましたが、会場は熱気ムンムン、実業団各チーム頑張っていましたが、目を引くのはやはり NTT北海道 対 JR北海道の試合でした。死闘と言っても過言ではないでしょう。約5~6時間の長い試合になります。日本リーグでお馴染みの両チームです。スピード、技、一流選手達です。結果を最後まで見ずに、次の会合場所に移動しなければならず残念でした。北海道に素晴らしい選手がいることを誇りに思います。結局、JR北海道が栄冠を勝ち取ったのです。

 千葉英守 連合後援会 代表者会議と道政報告会を開催致しました。各後援会の代表者の方々との懇談会でした。お忙しい方々ばかりですが、お集まり頂き感謝しております。



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