近況報告  平成23年8月上旬

水曜日, 8月 17, 2011

いよいよ、8月になりました。国会永田町はどうなっているのでしょう。

菅総理の指導力のなさに、国民は我慢が出来なくなっています。東日本震災の復旧復興が遅れ、福島原発の処理も出来ず被害が拡大して行くばかりか。民主党も閣内もまとめられない人が居座る、政治家の美学もない人が日本の総理なんて信じられません。世界が日本を信頼しなくなっています。国民はまだ我慢がするのでしょうか。

北海道だって困っています。泊原子力発電所3号機の問題です。

高橋知事から海江田経済産業大臣に3号機は再稼動なのかどうかなど3項目の政府見解を求めていますが正式に返答がなく、先般も高橋知事が海江田経済産業大臣に対して電話で催促を致しましたが、海江田大臣からは調整中なので今しばらく時間を頂きたいとのことでありました。結局は菅総理だけがGOサインを出さないからです。

1号機は定期検査中で2号機が8月末に定期検査に入り、このままで行くと泊原発は停止状態になります。

冬の電気不足が心配です。ホームページの伝言版に落書き状態で、昔の戻れとか、風呂は毎日入るなとか、暖房は電気でなくて石油ではないかとか書いてありますが、知らず知らずの内に国民生活の全てが、電気がなければ生きて行けないようになっています。トイレのウォシャーも電気、朝顔を洗う温水器も電気、パソコンも、電話も、携帯電話も電気がなければ動きません。私達子供の頃昭和30年頃は、電気を使うのは、照明とテレビ、ラジオ、洗濯機くらいでした。経済高度成長に伴って産業構造も電気なしでは生産活動が出来ない仕組みで増産体制シフトを作り、国民生活周辺も電気製品が増え生活の快適性が増幅して行きました。冷蔵庫もなく掃除機もない時代に生きた私達が電気が不足するかも知れない時代になって気が付く危機管理のなさに無力感を感じています。ニュースの特集で自民党時代の臨調会長土光敏夫さんが取り上げていましたが現場第一主義、人は皆同じ正社員も非社員も共に頑張れる会社を作ってきた方であります。あれだけの人が、「自分は質素倹約慎み深く社会は豊かに」を胸に刻み行政改革を実践した経済界の総理をもう一度学ぶべきです。

その後、菅総理が月内で辞任するとの報道に安堵感がありますが、民主党の政権は誰がなっても危ういです。

1日、会派政務調査会主催の現地視察会に20名参加しました。道の試験場22を統合した総合研究機構を視察致しました。元北大学長宇丹保理事長の説明を聞きいよいよ何かが出来上がっていくなと実感しました。その後工業試験場、地質研究所を視察致しました。隣地のあるノーステック財団産学官も視察、その隣にある北大創成研究機構で昼食取りながら西村孝司教授の講話をお聞きしました。西村教授は、癌の特効薬を研究しマウス実験は終えられ、臨床実験に数年かかり、また製品化に50億円から100億円かかると言い、道議会や政府の援助を求めていました。政府も癌特効薬開発に力を入れるべきで世界との時間が勝負となります。

そのあと、野幌の食品加工センターを視察しました。一度是非視察したいと思っていました、ここで民間から様々な研究を依頼されたり、製品を作るデーターを作ったり、食の様々な研究や製品づくりに手を貸しています。

試食では蛸の炙りによって、食品としての価値があがり単価が高くなった蛸を頂き(明石蛸のように赤く)、生乳によってヨーグルトが出来、人参の生ジュースを頂きましたが、試食で洋菓子スーイツの素材に十分活用出来ます。美味しかったです。

その後、札幌医科大学の視察に参りました。島本理事長から研究成果など説明を受け、現場を見ながら校舎の老朽化によりのデメリットなども聞かされ早く何とかしなければならないと思います。平成24年度札幌医科大学改築基本計画を計画しています。

夕方になりましたが、雇用対策の目玉であります、若者向け就職相談ジョブカフェと中高年就職相談ジョブサロンを視察しました。良く使われるジョブカェは道内各地に拠点を置く予定とか、良い情報が手に入るように願います。

5時から、長谷川岳参議院議員のセミナーに出席。

2日、3日と一斉委員会です。その前に3役会、石狩土地改良に付いての要望を受け党道連エネルギー調査会で新聞に載った泊原発4ヵ町村住民に対するアンケートについての真意を理事者から聴取しました。まだ庁内全体議論になっていないとのこと。2日、総合企画委員会で来年度開発予算要求についての説明。3日 エネルギー特別委員会は泊原発についての質疑。

4日、夜、4日から7日まで、薄野祭りが開催されます。薄野豊川稲荷で祈願祭と開会式に出席しました。薄野は交通止めにして歩行者天国にして屋台が並びます。物凄い人です、潜在的には多くの人が薄野を知っていますし遊びたい思いもあるのでしょう。薄野は国内繁華街の中でも安全ですが、エンターテメントとしてもっと思しろさが必要です。もっと薄野にお客が来ますように祈りながら散策しました。

5日、午後中央区宮の森地区にあり市立大倉山小学校前の横断歩道設置について、長内市議を通して要望があり、現地大倉山小学校を訪問し、町内会長関係者に事情をお聞きして、直ぐ西警察署へ関係者皆さんと要望に参りました。

西署も事情がわかっておりますので、道警、市と連携相談して努力したい旨の返事がありました。西署が気にしているのは、坂の道であり冬の季節が課題であることも言われました。

夜は、北海道税理士会第1地区総会懇親会にお招きを頂きました。

この春の選挙で推薦を頂きましたのでお礼も兼ねて伺いました。

7日、恩師故加藤亨先生の1周忌があり、お参りに伺いました。早いですね。桂信夫前市長はじめ、親しい方々が集まり故加藤亨先生を偲びました。

桂さんがご挨拶と献杯を私が最後のご挨拶と献杯をさせて頂き、途中でDVDを流し91歳で元気で演説されている姿に敬服を致します。ご冥福を心からお祈り致します。

夜は、護国神社にあります多賀大社の例大祭の夜宵祭、境内のビールパーティーに参加致しました。

8日、北海道議会産炭地地域振興・エネルギー問題調査特別委員会の道内視察を行いました。今、エネルギー問題は地方公共団体にとっては大きな問題であり、ましてや福島第1原発事故もあり、道内の泊原発は道民の関心事です。

泊原発を視察しました。この春の選挙後、2回目の視察です。泊原発の概要と試運転中の3号機などの説明を受けました。福島第1原発事故以来北電は、更に安全策シフトを次々としいています。素人ながら努力している姿を感じます。

ちなみに1号機、2号機は、57万9千ワットと3号機は91キロワットの出力です。

夕方から、委員会として、4ヶ町村長、議長、各特別委員会委員長の考え方をお聞き致しました。皆さん全道の電気4割を提供していることに誇りを感じて頂いています。その中で安全対策を是非考えてほしいと避難道路建設、土地改良区のダムの活用などがあり、40年近く原発について地元として議論して来ましたが、苦労に苦労を重ねてきた我々にとって「都会の人に電気が簡単手に入ることを教えてしまった」と、あんに原発反対とか、脱原発と軽々しく言って欲しくないとも言っておられました。

9日は、京極町の山中に建設中の北電京極発電所を視察致しました。上部調整地から京極ダム調整地まで約400メートルの落差を利用して3台の水車発電機による最大60万トンの発電を行う純揚水式発電所です。1号機は平成27年運転開始です。

そのあと、北電伊達ソーラー発電所を視察致しました。1000キロワットの出力です。約一般家庭300件分の出力です。只、太陽光ですので夕方になると出力が下がりますね。

10日、道南森町にある北電地熱発電所を視察する予定でしたが、経済産業大臣から、高橋知事に回答書が来て泊原発は稼動中につき再稼動にあたらないとして、保安院と通じて営業運転の受験をしなさいと手続きが間髪入れず行なわれたことで、緊急知事記者会見を開いて高橋はるみ知事の怒りにも似た遺憾発言があり、我々も同感であり森地熱発電所の視察を取りやめ道議会で、経過説明を会派毎に受けました。全く地元合意を得ないままスタートは残念ですが法的には稼動のものに付いては地元同意はいりませんが、これまでの道や関係町村との信頼関係は崩壊する危険性があります。

緊急党道連エネルギー調査特別委員会を開いて対策が協議されました。

11日、朝、新聞を見てビックリ海江田大臣が昨日、高橋はるみ知事に電話で地元合意を尊重し、高橋知事の合意を得て泊3号機の営業運転許可証を発行するのを止めて置くので2、3日中に返事を下さいとのことであり蜂巣を突いたことになり、直ぐ議会に飛んで行きました。道連エネルギー調査特別委員会を開き対応策が協議されましたが、間もなくお盆休みになり対応に苦慮しています。高橋知事の経済産業大臣に質問書を出して有に3週間、その突然回答が来て2、3日中に返事を頂きたいは如何なものか。道議会議論、関係町村との合意を得られるには時間が必要です。なぜ急ぐかは経済産業省の人事異動に伴ってのことと報道されています。これが民主党政権の政治主導なのか残念です。

北海道運輸局長に、「国の日本海側拠点港選定について」石狩湾新港管理組合で取り組んでいる、1、国際海上コンテナ 2、その他貨物「LNG」天然ガス指定に対して国にお願い経過などお話して、攻めの港湾として頑張って行く決意を含めてお願い致しました。

中央区長室に伺い、平成27年開校予定の有朋高校跡地の総合盲学校建設につき歩道をはじめとする環境整備について、道教育委員会の担当課長等とともにお願いを致しました。いろいろ現場視察を頂き課題問題点を指摘頂きました、又新たな提案を頂きましたので、市本庁にも改めてお願いすることに致しますが、まずは地元対策も含めて中央区長と土木部長にお願い致しました。

12日、石狩湾新港組合議会を召集し、高橋はるみ管理者参加のもと第2回定例会を開催しました。来年度国に対する予算案など提案され、その他質疑をして散会しました。

夜は、中国駐札幌総領事 胡 勝才さんが4年の任期で8月末に帰国されることになり、中国料理協会北海道本部、札幌支部の幹部の方々とお別れ夕食会を致しました。本当に4年間は早かったです。この間友情溢れる胡総領事には感謝の心でいっぱいです。帰国されても北海道のことは忘れないで、また何時かお会い出来ます事楽しみに致します。

13日、地崎家のお墓参りです。恒例で親戚一同お集まりです。私も秘書時代から必ずお参り致しております。

午後から、後援会支持者の物故者にお宅を訪問して仏壇に手を合わせてご冥福をお祈りさせて頂いております。

夕方から、地区々の盆踊り会場を家内と廻りました。

14日も後援会支持者の物故者のお参りをいたし、夜は盆踊り会場を家内と廻りました。

15日、昼、札幌護国神社にて戦没慰霊記念式典に参拝しました。

午後、議会にでまして道連エネルギー調査特別委員会が開催され、産炭地地域振興・エネルギー問題調査特別委員会をいつ開くか、党の方針をださなければなりませんが、知事サイドで16日説が先行していており理由もはっきりせず如何なものかと抵抗があります。

16日、産炭地地域振興・エネルギー問題調査特別委員会の理事会に併せて議会入り、理事会の報告を聞き道連エネルギー調査特別委員会を断続的に開き

質問の方向性を集約し、1時からの委員会に望みましたが、2時開会後2時間の質疑をして知事総括が10時半開会未明に終了しました、何処の会派の泊3号機について、安全対策、関係自治体との情報共有し十分な理解を得るために慎重に判断すべきとの意見でした。

17日、札幌の高校生、中学生のフェシング選手の引率で、中国瀋陽市の体育局のスポーツ交流で行ってきます。引き続き札幌のトップ調理師さん方が瀋陽市を訪問し瀋陽市の調理師さん方と、又北京の調理師さん方と交流を致しますので途中合流し北京経由で24日に帰国致します。後日、スポーツ交流、調理師団体との交流を報告致します。行ってきます。



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