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近況報告 平成21年7月下旬

金曜日, 8月 07, 2009

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7月は雨が多い月になりました、曇り空、雨が多く気温が上がりません。農作物が心配です。

7月21日衆議院が解散にありました。自民党が混乱していましたが、両院議員懇談会を開催し麻生総理の心情を吐露することにより、わだかまりがなくなり一致結束して戦いを進めようと団結できました。また夜6時からの国民向けの記者会見は、麻生総理の真剣な語りで今までの取り組みの実績と半面反省すべきところをかたり頑張って行く決意を述べられました。あんな真剣な麻生さんを見たことがありませんでした。人間崖淵に立つといいものがでます。頑張れ麻生総理、自民党、誇りを持って自信をもつて国民幸福の為に頑張ってきた政権政党です。

  

15日から17日まで道議会来年度予算要望で上京し国会、中央官庁へ要望して参りました。私は新幹線・総合交通体系対策特別副委員長として、前日から入り情報収集に走り回りました。なぜなら要望書を手渡すだけの行為だけはしたくないのです、重要なところは直接伺いアポイントを入れ、森成之特別委員長がきちっと要望できるように時間を取っていただくように段取りで走りました。おおかた、道と打ち合わせした通り16日、17日財務省、国土交通省、横浜にある鉄道・運輸機構に要望が出来ました。ただ、今回廻ってみて感じたことは、8月末までに各省庁概算要求を財務省に来年度予算にあげますが、もし政権が変わって予算組み直しになった場合、物凄い予算編成組み換えの作業になることを危惧していました。負けられない選挙です。

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第30回少林寺拳法北海道大会が旧真駒内アイスアリーナで開催されました。それに先立ち、前日少林寺拳法グループ宗由貴総裁が来札されました。宗由貴総裁が父上故宗道臣開祖から昔来道された時の話を聞いておられていて小樽市銭函の話を聞いていたそうで、一度行って見たいと前からお聞きしていましたので、何人かの役員と銭函の漁師番屋へ御案内いたしました。思い出話に花が咲き夕食を共にしながら、週末に控えているインドネシア世界大会の開催についてテロ行為があったばかりなので心配されておりました。しかし漁師番屋の奥様の手料理に感動して頂き、御案内して良かったと思いながらどこかで父上を思い出しておられたと思います。

 

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大会当日は約1000人の拳士が全道各地から参加され、会場静寂の中鎮魂行の首座を初代連盟理事長西内先生が務めました。私が大会長とて挨拶を致しました。武道が教育界で見直されて少林寺拳法の良さを知って頂くチャンスの時です。皆で頑張って少林寺拳法の技法と教えを普及し、教えの「自己の幸福の為に、他人の幸福の為に」を追求して行きましょうと挨拶。来賓として、高井副知事、高橋道教育長、少林寺拳法拳士である中国駐札幌許愛平さんから祝辞を頂きました。

 

 

午後、本選終了後、宗由貴総裁から拳士に身近で優しく講話を頂きました。拳士にとって思い出になる講話だったと思います、きっと拳士は自信が持てたでしょう勇気が持てたでしょう。最後に人の為に何をすべきか、記念すべき30回大会になりました。本当に忙しい中、それも世界大会を控え来札された宗由貴総裁には感謝です。有り難うございました。

 

長谷川岳さんのお茶懇を一日担当いたしました。後援会の皆様にはお世話になりました。まだまだ行ないたいと思います。

 

英友会・歩む会合同ゴルフコンペを開催して頂きました。私もプレー参加しました。余りスコアはよくありませんでしたアウト55イン47でトータル102ですが、バーディもありパーもあり大変楽しくストレス解消になりました。

 

25日から8月1日まで北海道議会と中国黒龍江省議会交流を中心に交流を深めて参りました。中国黒龍江省議会交流は昭和59年黒龍江省を知事、三上道議会議長はじめ訪問して交流を始め、昭和61年友好提携調印以来隔年訪問を続けております。今年は、石井孝一議長団長、自民、加藤唯勝議員、私と、大崎誠子議員、吉田正人議員、民主、岡田俊之議員、長尾信秀議員、市橋修治議員、フロンテア織田展嘉議員、事務局一行13名で訪問致しました。私も中国は何度も訪問していますが公式道議会議員団としての訪問は初めてです。

 

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ここで簡単に交流報告いたします。25日は午後、新千歳直行便にて遼寧省大連市に入りました。大連飛行場には、黒龍江省議会 楊述森民族橋務外事委員会副主任、外事弁公室 張 宇課員、大連市外事弁公室 陳 宏氏が出迎えて下さりました。大連市の街ははじめてです。プラタナスの街路樹で統一され、近代的な高層ビルが立ち並びその谷間にロシア時代の建物があり、街には電車が走り、中国でありながらヨーロッパ的な街並みに何かロマンチックな始めての大連市との出会いでした。

 

 

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翌日、北京市に移動し、日中友好協会の歓迎を受けました。まず天壇公園視察をさせて頂き、夜は歓迎を込めて日中友好協会理事経済交流都市交流部副部長 郭 寧氏 、王 占起さん、王 磊さんが歓迎レセプションを開いて下さり。日本勤務もある郭 寧氏が日本の政治、近くある衆議院議員選挙の行方を分析され、日中交流のあり方を述べられていました。

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翌日は、札幌市の北京事務所を訪問しました。可児敏章室長、道銀派遣 中島康成室長代理から北海道とも連携して様々観光・物産などの事業をしている説明を受けました。その後市内イトーヨーカドー店を視察、女性コーナ、男性コーナ、食品コーナと廻りましたが日本のイトーヨーカドーと何も変わりのない店舗に違和感を感いませんでした。

  

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その後は北京オリンピックメイン施設を視察、見学者も夏休みとあって多く(感じ1万人位)入場料で維持がでそうです。

その夕方、黒龍江省へ向いました。約北京空港から約1時間45分でした。ハルピン飛行場は夕暮れで涼しくなっていました。飛行場の貴賓室に通され、黒龍江省人民政府外事弁公室副秘書長 劉 福氏、道庁勤務経験のある副主任 王英春氏 日本担当 李 勝彬氏などが迎えに来てくださり名刺交換を致しました。その間荷物はバスに積まれ市内に向いました。向う高速道路は街路樹で森のようになっていて環境に配慮していることが分かります。市内の入り口の街並みは車のディーラが立ち並び車社会を匂わせます。古い街並みを越えると新開地のような高層ビルが建ち並びます。

 

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ホテルに着くなり早速歓迎レセプションです。外事弁公室副秘書長 劉 福氏の歓迎に挨拶のあと乾杯、その後石井議長から訪問挨拶を致し和やかに会食が始まりましたが、そのうち中国式の乾杯、乾杯の嵐が続きました。いささかこの儀式に慣れている私も、いかに私達を歓迎しているかわかります。

  

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翌日28日黒龍江省政府を公式訪問しました。出迎えたのは 程 幼東副省庁はじめ、張 永洲教育長、郭 銘玉体育局長など幹部が私達と会談いたしました。程 幼東副省庁も体育関係で数年前札幌に来たことがありますがとても綺麗な印象で、ラーメンが美味しかったとの印象を話され、これからも経済・農業・林業・観光と交流を深めましょうと挨拶されました。石井議長も議会交流を深める中で、様々相互に助け合いをしながら道民・省民ために貢献しましょうと挨拶。

 

兼ねてから行って見たかった中国では有名な遠大グループ遠大デパートを視察致しました。

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3年前、高橋はるみ知事、高橋文明議会議長が参加してはじめて北海道物産展をハルピン市で開催致しました。人脈を持たなかった当時の道庁経済部中国派遣職員が頑張って物産展を開催しました、会場を見たかったからです。その力になってくれた方が、遠大デパートの日本人副社長の森秀奉氏でした。お尋ねしてこれかの北海道物産をハルピンに贈るにはどうすればよいか率直にお聞き致しました。森さん曰く、単品数千個で輸入しても採算が合わないので、中国内で荷受商社を作らなければならないでしょう、なぜなら税関を通すのに2、3ヶ月かかると賞味期限内で売れないので、例えばAデパート、Bデパート、Cデパート、Dデパートと仕入れが出来る商社が必要であり、10、000個ケースを2000個、3000個、4000個、1000個と配給できることができ消化しやすいとのことでした。その後店内を視察致しましたが、日本のデパートと変わりなく、森副社長が日本のデパートのように階の組み換えを行いデパ地下で食料品を並べたそうです。綺麗なフロアーです。

 

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昼食後、ハルピン郊外にある経済技術開発区の九三油脂工場を視察致しました。この日は休日で、工場は視察出来ませんでしたが、責任者が工場の説明をして頂きました。大豆を食料油に作り上げる近代的大型工場でハルピンの優良工場の認定を受けています。確かに遠大デパートの地下には九三油が数多く販売されていました。

 

 

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夕方市内の戻り中心部ロシア時代の建物が立ち並ぶ中央大街(若者ファション街を散策し、観光客の多さにビックリ致しました。

 

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夜は、松花江対岸にある迎賓館で黒龍江省人民代表大会(議会)常務委員会表敬訪問を致し歓迎を受けました。場所は最近出来た黒龍江省大きな迎賓館でした。ホテルに帰ると午後7時過ぎで大急ぎで松花江河畔に行き、真っ赤な夕陽を見に行きました。河畔には市民が夕涼みをする方、釣りを楽しむ方、体操をしている方、散歩をしている方々など沢山の市民がおります。先人が松花江に落ちる夕陽は素晴らしいと聞いていましたのでチャンスがありましたのでカメラに収めました。

 

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29日は、ハルピンからバスで2時間大慶市を訪問致しました。大慶市は、人口150万人周辺含め270万人の都市で、中国有数の油田地域です。約40年前に石油を発見埋蔵量約60億トンあり、毎年4000万トン産出して100年間の油田にしたいとのこと。僅か40年で作り上げた街であるが、周辺は広大な湿地帯を囲むように街をつくり、湖や緑を自然を大切にして来ました。そしてお年寄りや社会的弱者に優しい街づくりをして来ましたと大慶市人民大会 展 主任(議長)から説明を受けました。その後石油博物館を視察、現地の石油の歴史を学びました。

  

  

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夜の黒龍江省最後の晩餐会、黒龍江省の外事弁公室の職員さんは疲れ果てている感じです。お酒も最初の歓迎会の時より少なめです、私がいささか感じたので、ある職員に伺いました、今回公式北海道議会訪問にあたり公式訪問の対応は副省長であり副議長であったことが気にかかる何かあったのですかと率直にお聞き致しました。実は鉱山事故がありその報告で急遽北京に行っているとのことでした。大変申し訳ありませんですから副秘書長はじめ外事弁公室、議会があげてお供していますとお聞き致しました。今回黒龍江省側の想像以上の歓迎と細心の気配りをして頂きやはりそうだったのかと思いました。有難い心でいっぱいです。友好の絆を感じます。

  

 

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30日は、黒龍江省ハルピンでの交流を終え、大連に向いました。昼過ぎ、日本の大きな企業の入っている森ビルの中にある、日本国在瀋陽総領事館大連出張所にお尋ねして、遠山茂所長、中村実領事から、大連の現状をお聞き致しました。日本人にとって暮らしやすいところで、親日であること、日本企業が多く進出して、中国人が日本語を話せる市民が多いこと、日本に近いことなどを挙げ、中国東北部遼寧省の窓口として益々大きくなるであろうと感想を述べておられました。

  

 早田 武志その後、同じビルにある北洋銀行の大連出張所 竹岸 誠二所長と道庁派遣の早田 武志副所長から今後の課題を含めて、税関のクリアをどう対応するかなど、北海道物産を送り込むのは大変であるが、中国企業紹介と北海道企業の縁結びを積極的に行なって生きたいとの説明を受けました。

 

 

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大連で1番大きな星海広場で世界中のビール祭りを行なっています。日本のビールも出店しているようですが、さっぽろビールが参加していないとのことで残念でした。その横を通って国際展示場を視察、大きなイベント会場です。1階は展示場、2階は3000人が入れるコンベンションセンター、3階4階は会議場となっていました。国際化を意識した2っ目の会場だそうです。

 

 

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31日は、大連ハイテクパーク(高技術産業遠区)の中にある大連毅信軟件有限公司実質社長 白石久充の会社を訪問致しました。白石社長は北海道工業大学卒業後、東芝でITの仕事をしていたのですが、中国に製品の依頼をしても思ったものが出来ないことから単身大連に会社を興し日本企業向けに製品を作り、或いは大連IT産業と連携しながら製品を送り出しています。全て日本向けですから中国人社員も日本的経営を学び、日本を理解し何を求められているかを教えています。私達がお邪魔すると全員が起立して流暢にいらっしゃいませと迎えてくれました。設立して5年ですが何とかやっていますと白石社長の給料も12万円で社員を会社の都合で首にはしないと言い切り忘れかけた日本型経営を思わせるチャレンジを行なっています。頑張ってほしいです。

  

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午後は、旅順に行きました。その名は日露戦争の舞台でした。2006年から大連交通大学情報システム学院中国語・文化センターを視察しました。この施設は、中国が将来高齢化を迎えるにあたり、何が必要なのか、どうすれば良いのか、日本人の高齢者に短期滞在をして頂いて中国語や中国文化を学んで頂き、交流の中から学生達が様々学びたいとの施設とのことでした。1日6000円、1週間3万5千円、2週間6万円、1ヶ月8、3万円です。学費・宿泊・食事・管理費・空港への送迎料が含まれています。個室でトイレ・シャワー付きで大きな部屋には風呂も付いています。学院長も是非北海道のお年寄りにおいで頂きたいとお話されていましたが現在日本人は4名とのこと、まだ良く知られていない施設です。

 

 

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 最後に今では観光地になっている旅順203高地の戦場であった山に行きました。眼下には旅順港が遠くに見え、そこから攻めた日本軍と山から防戦したロシア軍とは思えないほど今では山林が生茂っていました。山頂には乃木大将揮毫の日本軍戦士の慰霊碑が建っていた。悲しい歴史ですが平和の大切さがしみじみ感じました。

  

今回の黒龍江省議会交流に参加出来て本当に良かったと思います。大連・北京・ハルピン・大慶・大連・旅順と余り視察した事のない場所を視察が出来ました。広い中国東北部を廻り経済成長を果している中国ですが、成長の影に成長とリスクを抱えている部分も予感もします。格差社会は日本より凄まじいものです。はじめて中国へ行ったのが14年前北京はネオンもなく暗い街でしたそして街路灯の下を人々は自転車で活動していました。今では車社会です自転車で移動している人は稀です。大連の街は人で溢れレストランは市民で溢れています。ハルピンも高層ビルが立ち並び車社会でした、遠大デパートも1日1億円の売り上げ年間360億円、札幌のデパートは1日1億円売り上げていますか。社会主義体制に市場主義を取り入れ壮大な実験を行なっている中国です、国民が我武者羅に生きている姿、国際社会の一員としての地位を獲得すると言う依然の問題で、この時代に乗り遅れないで生きたいとの国民性を感じています。これからもチャンスがあれば中国に行く機会があるでしょうがその中国との政治・経済・福祉・文化スポーツ等交流を通じて真剣に真摯にお付き合いして行きたいと思います。

 

 

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最後に黒龍江省議会 楊述森民族橋務外事委員会副主任、外事弁公室 張 宇課員が黒龍江省ばかりでなく全ての工程を最初から最後大連を発つまで同行頂き様々ご配慮を頂いた友情とご恩を忘れません。来年是非札幌でお迎えしたいと思います。


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近況報告 平成20年9月上旬

木曜日, 9月 18, 2008

 菊薫る9月になりました。毎回1ヶ月を上旬と下旬の2回に分けて近況報告をさせて頂いておりますが、毎日の会議や会合に追われて十分なご説明になっておりませんこと申し訳なく思っております。 福田総理の突然の辞任、政局がこんなに急変するものかと思っていますが、現実ですね。

 

 北海道東北経済交流視察の報告を致します。9月1日から5日まで、中国東北部、長春市、瀋陽市、大連市を道庁が20年も前から行なっております、北海道東北経済交流視察団の一員として出張して来ました。新千歳空港から仙台空港へそして長春市へ入って行きました。はじめての長春市です。空港から市内に入るのは高速道路ですが、周りはトウモロコシ畑です。かつては、満州国の最高行政機関国務院があり、溥儀皇帝が居住し関東軍司令部があったと聞いています。突然、福田総理の辞任のニュースが1日の夜、長春市のホテルでNHK BSのニュースで聞きました。午前中防災の日であり、官邸で総理が小走りで行動している姿をニュースで見てきたばかりなのですが、突然でびっくりしました。悩んだことでしょうが、政権維持をするために国民に直接語りかけて福田総理が成す事を説明すべきであります。残念です。次は自民党の総裁選挙となり、次期総理が決定していきます。果してどなたが新総理になることでしょう。外国で日本のニュースがタイムリーに入って来ております。日本のホテルや旅館に外国放送はあまり普及していません。観光立国としてはもう少し努力をしなければなりません。
 

 

 

 9月2日は朝、「第4回中国吉林・北東アジア投資貿易博覧会」の会場へ、千葉県の幕張メッセ会場以上の広い展示会場の連続で、スケールの大きさを感じます。開会式は参加出来ませんでしたが、中国副主席が出席し中国でも大々的に力を入れている大プロジェクトであります。展示場ではアジア国のそれぞれのブースに各種商品を売り込み、日本は秋田県・鳥取県など参加していましたが、北海道も北洋銀行のブースに北海道企業が参加し商談をしていました。
 

 

 3日目は長春市商務局主催の日本との商談会開会式に出席、松本盛雄在瀋陽日本総領事も来賓としてご挨拶されておりました。その後、その場所で北海道からの団と長春市企業との商談会が具体的に行なわれました。まずまずの商談会でした。 午後は、バスで遼寧省瀋陽市へ向かいます。車で約4時間です。高速道路を走り両側はただただトウキビ畑です。夕方、瀋陽市に入ってきました。東陵公園側から市内に入ります。懐かしいです。瀋陽市は札幌市の友好都市で私は2年ぶりの訪問で10数回の訪問になります。私にとっては「中国のふるさと瀋陽」ですから、市内の両脇は高級マンション(集合住宅)が立ち並び落ち着いた雰囲気で発展を遂げています。毎年20数%の成長だそうです。市内の中心部は地下鉄工事が進み、10月末には南北・東西線が開通するそうです。瀋陽北駅の前側の土地は、昔は何もなく将来の開発地域と聞いていましたが、高層金融ビル街になっていてびっくりです。夜は、遼寧省対外貿易経済合作庁の副庁長王慶明を表敬訪問意見交換、その後、遼寧省対外貿易経済合作庁の歓迎夕食会で懇談致しました。もっと経済交流を盛んにしましょうとのことですが、私はすかさず「札幌-瀋陽便」の復活をお願い致しました。

 

 4日目の朝9時半から遼寧省対外貿易経済合作庁主催の北海道団との商談会で、予想以上の多くの瀋陽市の商社・企業が集まってくれました。北海道銀行、北洋銀行の根回しのお陰だと思います。北海道製品に感心が熱く昼間でビッチリかかりました。伊勢丹も瀋陽に進出しており担当部長も顔を出しておりました。数多くの引き合いがあり、東北3省の中心地だなと感じました。 午後は、瀋陽市郊外にある鉄嶺市の広大なハイテク産業開発区を視察致しました。環境政策に力を入れていますので、リサイクル産業工場を視察致しました。本部で説明を受けましたが、1期・2期・3期の計画ですが、将来10万人の労働者が働くことの出来るハイテク産業開発区になります。交通も鉄道・高速道路に挟まれている土地です。大きく発展するでしょう。

 

 夜は、団と離れ、瀋陽市の友人達が歓迎夕食会を開いてくれ、2年ぶりの再会を楽しみました。この友人達は一生の宝です。 5日目、帰国になります。瀋陽市を朝6時出発、大連に高速道路を走り5時間です。これまた両側はトウキビ畑です。11時大連の高速道路を出たとたんバスのパンクです。11時半には空港へ入らなければなりませんが、添乗員さんの機転でタクシーを呼んで空港へ予定通り入り、13時の成田行きに乗り帰札出来ました。今回、中国東北部を視察したかったのは、実際どんな交渉があり、何が必要で、何を求めているのかを知りたかったからです。実際日本と中国との法体系や経済体制が違うのは知っていますが、その中で何が出来るかです。ニーズに応えて行くことが大切です。今回は、北海道銀行が瀋陽・北洋銀行が大連に出張所を出し、それぞれ頑張って北海道との経済交流が出来るように、人脈・情報など一汗も二汗もかいてくれている若手の社員の皆さんに敬意を表したい。この視察団も今回で20回目です。数々積み上げております。チャンスがあればもう一度、黒龍江省を含めて団と共に行きたいと思います。
 
 翌日、自治消防60周年の記念式典に出席。昼、中国瀋陽市代表団を迎え昼食会が札幌市の主催で開催され出席致しました。日本会議北海道支部10周年の講演会に出席、慶応大学竹田教授の「皇室のいやさか」について講演戴きました。 前日委員会に続き、第3回定例会が始まりました。詳しくは次回に報告致します。

 

 自民党総裁選挙も本格的になりました。札幌にも遊説「立会い演説会」がありました。約8,000人の観衆の前で5人の候補が訴えていましたが、私は活きた経済がわかる麻生候補を応援致しております。詳しくは次回に報告致します。


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近況報告 平成20年6月上旬

月曜日, 6月 16, 2008

080604_164410.jpg ロシアサハリン州を訪問して寒い日が続きましたのですっかり風邪をひいてしまいましたが、6月の一斉委員会で緊張感が出て来たのでしょうか、漸く調子が出できました。また、4月中旬から身体のダイエットの努力をして、効果が出てきました。太るのは簡単ですがダイエットは時間がかかります。身体も身動きが楽になりました。これをどう維持するかが課題です。
 
 会派議員3役会、そして役員会、支庁制度調査検討委員会幹事会全体会議、議員総会と断続的に開催致しました。少子高齢化、人口減少、地方分権など大きく変化をして行く北海道のあるべき姿を考えなければならない時期に来ています。北海道の行財政をしっかりと考え、その中で象徴的なのが、100年続いた支庁制度改革と言われています。しっかりとした議論をして行くためにも、知事の議会提案を承認いたしました。しかし、我が会派にもいろいろな議論があります。議会で十分な議論をしていきたいと思います。
 
 6月の一斉委員会は、文教委員会では、先月にひき続き札幌市の今議会で議論されております「子どもの権利条例案」に関する北海道教育委員会の立場を問いました。市議会を通じて札幌市のスタンスに聊か疑問もあるので、念を押すためにも札幌市の条例が、道立学校の子ども達に影響するのか確認いたしました。詳しくは道政報告に近々掲載いたします。
 
 食と観光対策特別委員会では、先月に報告されました平成19年度観光客動態調査の報告について、非常によい数値が出ていますがそれに酔うことなく、しっかりとした戦略が必要だと北海道の考えを質しました。詳しくは道政報告に近々掲載いたします。
 
080604_171953.jpg 北海道商工会議所と北海道商工会議所議員連盟所属の議員との初懇談会を開催致しました。会議所職員の人件費、コンパクトシティのあり方、医療確保、支庁再編についての要望を受けました。北海道各商工会議所の会頭さんを中心とした会合であり、各地には様々な課題があることを改めて知りました。
 
 北海道社会保険労務士政治連盟総会・彰徳苑まつり・瀋陽会総会などに出席。
 
080607_165810.jpg 印章は長い歴史を持ちます。約7000年前メソポタミア文明からはじまり、中国へ渡りそして日本へ来ました。札幌印章組合創立100周年記念式典祝賀会が行なわれ、祝賀会で祝辞を述べました。明治42年設立され今日まで、歴代21人の組合長のもと組合員一致団結して印章文化を継承し組合を育て守ってきました。印章は私たちの生活には無くてはならないものであり改めて印章を作って下さる方々に感謝を申し上げたいです。
 
080601_091218.jpg080608_080117.jpg 全国障害者スポーツ大会視力障害者グランドソフト大会北海道・東北ブロック大会が厚別区青葉公園で開催され、札幌市身体障害者協会常任顧問として歓迎のご挨拶を致しました。寒い朝でしたが選手皆さん頑張って試合を致しました。優勝は仙台チームで今年の秋の全国障害者スポーツ大会大分大会に出場権を得ました。審判団の札幌ソフトボール協会の皆さま、ボランテアの皆さまにお世話になりました。ありがとうございます。
 
080608_103734.jpg 全国女性消防団活性化大会が白石区のコンベンションセンターで行なわれ参加致しました。消防団に女性団員は欠かせません。日本消防協会会長片山虎之助氏をはじめ高橋はるみ知事の祝辞など約2500名の参加者がありました。
 
080608_191533.jpg 前高木繁光道議の叙勲受賞祝賀会が盛大に開催され、政治の大先輩として活躍されました功績に対しての受賞であります。また、消防団活動は半世紀にわたり活躍され日本消防協会副会長としても知られ功績を残されました。日本消防協会長の片山虎之助先生はじめ消防庁長官、高橋はるみ知事、国会議員、道議、市議、消防関係者、高木後援会のみなさんが参加され、子息高木宏壽道議が司会を務め、お孫さんから花束をプレゼントをされた高木先生のほころんだ笑顔は最高でした。おめでとうございます。
 
 第2回定例会です。前日委員会からはじまり10日から27日までの会期です。今回の大きなテーマは支庁再編の条例が提案されましたので、議会として結論を出さなくてはなりません。100年続いた制度だけに賛否両論でありますが、将来の北海道を見据え少子高齢化を迎え、人口減少、道州制移行など勘案し、広域的視点に立った行政を考え、思い切って行財政改革を断行していかねば北海道の財政破綻は避けて通れません。地域振興計画を地域の皆さんと考えながら作り実行していく組織作りをして行きましょう。私は賛成します。
 
 一般質問を致しました。1、行財政改革についてその中には支庁制度改革を行財政改革の視点から質しました。2、ポストサミットについて国際会議など誘致に閣議了解を取り付けるべき 3自治行政のあり方について、札幌市の議題になっている子どもの権利条例案について道と協議の無いままでよいのか知事の見解を聞きました。4、国の定住自立圏構想について道に対応について質しました。5、特別支援教育について質問致しました。詳しくは道議会のホームページをご覧ください。


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近況報告 平成17年 11月上旬

火曜日, 11月 15, 2005

 紀宮さまのご結婚が報道されました。本当に心からお祝いを申し上げます。皇室のことはあまり知りませんが、皇室の公務と共にいつも緊張感があり、家族とのやすらぎが、ホットされるひと時だと想像致しております。天皇陛下が朝見の儀で紀宮さまに、「家族をやさしく支えてくれたことに感謝します」とおっしゃって、日本人の忘れかけていた、家族の暖かさの思いを国民に語りかけて頂いたような気が致しております。紀宮さんのやさしさが天皇陛下皇后妃殿下のいとしさを一層感じておられるのでないでしょうか。紀宮さんのご多幸をお祈りいたします。

 議会は、一斉委員会です。11月2日、青少年・少子対策特別委員会後、中国瀋陽市に訪問のため新千歳空港へ、相変わらず混雑していましたが、定刻1時出発が15分遅れで一路瀋陽へ、今回の目的は札幌市・瀋陽市友好都市25周年交流であります。私の師匠加藤亨先生が92歳にて友好締結の尽力者と言うことで、瀋陽市長から 「特別貢献賞」 を頂くことになり、ご一緒に訪問する機会を頂きました。8月に瀋陽市を訪問し打ち合わせをして参りましたが、加藤先生訪問には、万全を期すとの約束をしてきましたが、果たして先生の体力は大丈夫か心配でしたが、日に日に先生の体調が良くなることがわかりました。

リハビリーセンター視察中国の子供の歓迎 「加藤亨翁と中国の旅」 を企画19人参加し、国際プラザの市民訪問団と共に参加いたしました。11月の瀋陽は寒いと言われていましたが、思ったより寒くなく2日の夜は、中国はじめての方もおりますので、胃にやさしい、「きのこしゃぶしゃぶ」 を皆で食事いたしました。その後は、男女とも、今回ご夫婦が何組かいらっしゃいましたが、足のマッサージを受けました。これがまたうけましてご案内出来て良かったと思います。

加藤先生表彰加藤先生表彰 3日は瀋陽市残疾者協会(障害者協会)を札幌市身障協会神田直也さんと一行が今年2月に建設致しました、瀋陽市障害者リハビリーセンターを視察いたしました。リハビリー機能を有し、体育館、プール、娯楽室、美術館など19階建てになっています。一行の皆さんも大変良い施設を拝見したと言っていました。その後遼寧博物館視察、主に貨幣の歴史展示に興味を感じました。午後は北稜公園を視察しました。世界遺産登録され、清国2代皇帝の陵として時の権力を感じる。その後は故宮視察、清国の歴代皇帝が使用した、本家城であり別荘地である、北京と瀋陽にだけにある故宮である。急いでホテルで着替え、全員、札幌市・瀋陽市友好都市25年記念祝賀会に出席しました。

クリックで拡大表示されますクリックで拡大表示されます 陳瀋陽市長の挨拶、札幌市長挨拶後、加藤亨瀋陽市栄誉市民に永年の瀋陽市との交流に尽力した功績に対して特別貢献賞が送られました。加藤先生は演台に立ち、永年交流に尽力された先輩の皆さんに心から感謝を申し、私は中国の子供たちに会いに来ました (先生がかって教えた現小西路小学校の子供達) いつまでも両市が仲良くするために、札幌から高齢の私が来ました。特別貢献賞を頂けることに感謝しますと挨拶。只、気になることは瀋陽市のこれまで友好提携されてきた、元市長 張栄茂さん、外事弁公室のOB、交流を手がけている方々、所謂井戸を掘った人々が会場にこられていないことに残念さを感じています。瀋陽市の事情があるのかと思いました。

クリックで拡大表示されます瀋陽での夕食会 次の日は朝8時発北京行きの飛行機に乗りました。北京飛行場から一路万里の長城へ、晴れ渡った素晴らしい天候に恵まれ、皆さんと4つ目の城郭まで登り、記念撮影などされ、満足されていました。私も何度か万里の長城へ来ましたが、その度にスケールの大きさを感じ、当時西側の勢力の力を恐れていたのだと思います。その後北京市内に戻り中国名物お茶屋さんで買い物をし、そのまま夕食会場(北京ダッグ)へ、そして夜7時から始まる、京劇鑑賞、私も実物を見るのははじめてでしたが、日本語で解説するヘッドホンを借り楽しみました。ホテル到着夜10時ハードスケジュールでしたが皆さんお元気でお室へ入られました。次の朝は霧に包まれた天安門視察そして故宮へと歩きました。土曜日と言うこともあり内外の観光客でいっぱいです。故宮はいつ見ても、壮大で時の権力の凄さを感じ中国全土を支配していた指令基地であった、当事の故宮の役割は想像を絶するものであったと思います。ラストエンペラーの映画のシーンを思い出しながら霧の煙る故宮を散策しました。午後は、にぎわう市内王府井のデパートを視察、日本のデパートと同じ雰囲気で品物も豊富で外国製品が目に付きました。そして、若い人たちでいっぱいでした。もう一つ天壇公園が最後の視察でした。まっすぐ北京空港へ5時出発瀋陽行きに急ぎましたが、チケット発給してからゲイトが違うことを知り、それも霧状態の飛行場のため6時出発でしたが飛行機が飛び立ったのは6時45分、夜の瀋陽での夕食会にご招待している方々に連絡して、結局9時夕食会が始まりました。今回訪問していただいた方々に、瀋陽の方々とのふれあいをして頂きたかったのです。私の友人4人をご招待いたしました。前外事弁公室副主任、現基盤山開発の責任者 ?頌杰氏、外事弁公室副主任、王晶宝氏瀋陽国際航空服務公司社長、張鳳翔氏 瀋陽国際体育協会会長、肖紀善氏さんです。この4人は私にとっては掛け替えのない友人で、札幌を知り今日まで交流を続けてくれた、もう一つの友好25年周年のお祝いの会としていただきたいとの思いです。宴がたけなわのころに、4人の方々から交流の話を頂き、今回参加された皆さんから、感想をお聞きし和やかにパーティが終わり記念写真となりました。
夕食会記念撮影

 ホテル到着11時15分。 11月6日朝霧の中、瀋陽空港へ。?頌杰氏、王晶宝氏がホテルから加藤先生と私たちを送ってくださり、飛行場で朝食をご馳走になる。加藤先生曰く、はじめて朝食をご馳走になり、こんなにして頂き感謝します。王副主任がすかさず、加藤先生が瀋陽市の特別貢献賞を受賞されたからです。現在まで先生が第1号ですから、他の方にはご馳走しません。加藤先生が、千葉君、細川君そう言うことだよ、しっかりご馳走になろうと、満足された笑顔に責任を果たされた安堵感いっぱいに瀋陽市を飛び立ちました。
瀋陽有難う!!

 高橋はるみ知事の政経・文化セミナーが開催され、約900名の参加がありました。我孫子連合後援会会長、経済界を代表して武井正直氏、農業団体が挨拶の後に高橋はるみ知事から今日までの道政を振り帰り今後の課題と進め方について30分の講演がありました。

 元教職員の先生方の懇談会に出席しました。冒頭私から、今年国会において超党派の先生方の議員立法で成立した、文字・活字文化振興法について、良い法律が出来たと思うがどうかと提議しました。日本語が心配です、正しい日本語をどう子供たちに伝えて行く、その指名があることで一致しました。セミナーご協力有難うございました。その報告は次回いたします。


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近況報告 平成17年 8月上旬

火曜日, 8月 16, 2005

 暑い日々が続いています。一部に緩やかな景気上昇気運がある、踊り場を脱したなどと経済状況発表がなされ、まだまだでありますが明るい景気回復の兆しが見えます。

 参議院での郵政民営化法案否決のため、小泉総理は衆議院解散をいたし国民に信を問いたいと劇的ドラマが展開しました。8月30日公示、9月11日投票日になりますが、果たして国民の判断はいかに? 私自身、まだ頭の整理が出来ていないが、リーダによって激しい決断をする人と、日本伝統的に和を大切にする人がいます。今まで小泉総理のように激しい性格のリーダはいなかったですが、戦国時代の織田信長が改革は抵抗が付き物であり、改革は激しく壁を壊さないと壊れないと、江戸時代から明治時代を創るために激しく時代が動きました。それは、大儀があればこそである。自民党の一部割れが決定的になり、激しい選挙が予想されます。さて北海道1区自民党 三品たかゆき氏(青年医師)が出馬予定です。

 総合常任委員会、青少年・少子対策特別委員会が今月も開催されました。青少年・少子対策特別委員会では非行犯罪、児童虐待など現状が理事者から報告を受けました。児童虐待は母親が子を虐待するケースが高い比率になっています。

 札幌市との友好都市、中国瀋陽市に訪問致しました。それは、札幌市体育協会が10年間札幌スポーツ少年団の交流を瀋陽市側と続けると言う事で、今年は7回目でバレーボール交流です。一行役員選手小学生28名で参加致しました。なぜ私がと思うでしょう。第1回目はバドミントンとサッカー、第2回目は少林寺拳法、第3回目はバスケットボールでした。バドミントン・少林寺拳法の会長として交流を続けて来ましたので、受け入れの瀋陽市国際体育友好協会の肖紀善会長や関係者皆さんとは旧知の方々であり、瀋陽市外事弁公室(国際局)方向東主任はじめ、王副主任みな古い友人です。今回2年ぶりの9度目の訪問となりました。

 この際、瀋陽市訪問について報告いたします。

 8月3日~8月10日までですが、私は7日に帰国です。8月3日議会を終えて新千歳空港へ向いました。新千歳空港国際線ロビーは夏休みで海外旅行者、外国人旅行者の帰国者などでごった返していました。これは大変なことであり、話しに聞いていましたが今後の大きな課題です。帰国後、道理事者と打ち合わせする事に致しました。午後2時、1時間遅れで新千歳空港を離陸、約3時間で瀋陽市桃仙空港に到着、時差1時間です。瀋陽市桃仙空港ロビーにて肖紀善会長、侯団長関係者熱烈歓迎の出迎えを頂き、なぜ1時間遅れたのかとの質問に新千歳が出国に手間取ったと報告、待つ身の立場は心配して頂いていたことを知る。早速、バスにて一路市内へ、懐かしい街並みであるが、高層ビル群が建ち並びますます近代化が進んでいる印象です。高登酒店(ホテル)到着。30分後、札幌市体育協会長 島中貞夫氏と、瀋陽市外事弁公室 方主任と会談。方主任は 「札幌市と友好都市となって25年になりますが、友好が継続している現在、札幌市とパートナーを組んだこと本当に良かったと思う」 と考え深く話されたこと印象に残った。その後、方主任主催の選手団歓迎レセプションを開いて下さいました。古い友人が集まり楽しいパーティでした。

 8月4日、選手達は午前中、鉄路中学校(旧校舎、体育館は60年前に日本が建設した学校)の体育館で練習をしました。昼食後午後2時、瀋陽市長 陳政高氏会談、民間使節団にはあまり面会しないと聞いていましたが、私は2度面会しています。外事弁公室の王副主任 曰く、千葉議員さんが訪問してくれたからこそ、是非市長にあって欲しいと午後の時間に変更をしてくれ、面談する事が出来ました。

 その後は北陵公園視察、何度も視察していますが、壮大な規模の清皇帝2代目の陵であります。時代の流れの中に時の権力の物凄さを感じます。夜は、瀋陽市国際公共機関協会主催の歓迎パーティを開いて下さいました。主催頂いた副会長 霍振英さんは今年3月に来札され以来友人になった方です。子供達に人気の老辺餃子館での食事でした。

 8月5日午前9時バレー大会の開会式が鉄路中学校で開催です。私はもう一つの用件で、それは、札幌市身障協会と瀋陽市残疾者協会と友好協会提携5周年になるので、瀋陽市残疾者協会に対して招待状を札幌市身障協会 神田直也会長の名代としてお届けに参りました。今年の1月に瀋陽市残疾者の方々の為に19階建てのリハビリーセンター、文化、スポーツ、職業訓練センターの並列したビルを完成。瀋陽市残疾者協会理事長 趙さんに面談しながら施設見学をさせて頂きました。何もかも立派で羨ましいです。

 会談後直ぐバレー会場に参りました。もう既に女子は試合が終わっていましたが、男子チームの背の高さが余りにも違い過ぎるのでびっくりしました。と言うのは我が方小学生選手、瀋陽市側は中学生からバレーボールを教えるので、小学生選手はいないとのことです。しかし、試合は互角でいい勝負、バレーボールを小さい時から練習している成果が現れています。結果は次の通りです。

※8月5日の結果

 
女 子 男 子
札幌市 瀋陽市 札幌市 瀋陽市
16 : 25 20 : 25
25 : 19 11 : 25
15 : 10  
2 : 1 0 : 2

 午後は食事後、バスで約1時間のところに瀋陽市で大規模開発しておりますリゾート地、基盤山に行きました。また来年は世界園芸博を計画中で所々工事中でしたが、道路も拡幅して開発が順調に進行していることが分かります。この開発の責任者が札幌市と瀋陽市の友好に力を入れた前外事弁公室副主任 蒋頌杰氏で古い友人です。会える事楽しみにしておりました。人口の湖、別荘地、スキー場、サファリ動物園、ホテル、レストラン等整備しております。選手団はサファリ動物園へ行きバスで園内を周遊しますが、目の前にライオン・トラ・熊がいることに、普段動物園では味わえない対面を致しました。夕方、レストランで食事をしましたが、蒋頌杰氏は緊急公務で市の会議に出席とのこと残念でした。

 8月6日 試合の二日目、札幌市の小学生選手は緊張も解けて伸び伸びとプレーしています。授業の休み時間には生徒が応援に駆けつけ盛り上がり、熱い熱戦で全開、男女とも勝ちました。いずれ瀋陽市鉄路中学のチームは強くなる要素は十分有り楽しみです。力を出し切ったプレー両チームの皆さんご苦労さんでした。閉会式で又来年札幌で会いましょうと誓い合う。

※8月6日の結果
   

女 子 男 子
札幌市 瀋陽市 札幌市 瀋陽市
25 : 22 20 : 25
25 : 21 25 : 22
  15 : 11
2 : 0 2 : 1

と、良い結果でした。

 午後は昼食後、市役所前にある出来立て遼寧省博物館を視察、古銭の展示和銅開寳が興味を引き、皇帝の使用した青磁器など見ることが出来ました。夜は和平区主催のレセプションです。副区長が挨拶し、来年は是非札幌を訪問したい旨の発言有り、誓いの乾杯をしました。来年お待ちしています。

 その夜、蒋頌杰氏がホテルに駆けつけてくれました。再会は今年2月に来札された以来のことです。もう彼は私より3歳も若いのに、お嬢さんが結婚され、おじいちゃんですよ と孫さんの写真を見せてくれました。日本も中国も孫の可愛さは共通しています。友情を暖めることが出来てとても嬉しかったです。

 8月7日朝霧で1時間遅れましたが、9時05分札幌行きの飛行機で帰ってきました。

 衆議院解散 8月8日。選対打ち合わせ会議、新盆参り。夏祭り、盆踊り会場挨拶廻り、先祖の墓参り慌しくお盆が過ぎました。


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